
9割が「国の金銭的支援不十分」。新型コロナによる芸術文化活動への影響が明らかに
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、文化セクターへの影響を明らかにする調査結果が発表された。

新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、文化セクターへの影響を明らかにする調査結果が発表された。

4月7日に閣議決定された2020年度補正予算政府案。そのうち、文化芸術関係ではどのような項目・予算が計上されているのかをチェックする。

世界的な新型コロナウイルスの流行は、アート・マーケットにも大きな経済的損失をもたらしている。マーケットに作品を供給するギャラリーはこの状況をどのようにとらえ、対応をしていくのか。NUKAGA GALLERY、KOTARO NUKAGA等の代表を務める額賀古太郎と、MAHO KUBOTA GALLERY代表の久保田真帆に話を聞いた。

世界でもっとも過酷な新型コロナウイルスの感染地となっているニューヨーク。ここで、96人の写真家たちが病院を支援するためのチャリティ「Pictures For Elmhurst」をスタートさせた。

デザイナーの吉岡徳仁が新型コロナによる医療物資の世界的不足を受けてフェイスシールドを考案した。誰もが無料でテンプレートをダウンロードして制作することができる。

新型コロナウイルス感染症危機の影響で、銀座蔦屋書店のギャラリー・THE CLUBが救済基金「COVID 19 Relief Fund」を立ち上げた。猪瀬直哉やコア・ポア、ジャッキー・サコッチオなど7人のアーティストが今回のプロジェクトのために制作した作品の販売による収益は、新型コロナウイルス感染症への医療援助活動などを行う「国境なき医師団」(MSF)に寄付されるという。

第9回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第9回は、開幕中止となった国立科学博物館 特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」をご紹介します。

多くの美術館・博物館が、新型コロナウイルス感染拡大を防止するために長期の臨時休館となっている。現時点では国内のミュージアムで感染者が出たという報道はないが、もし今後そのようなケースが発生した場合、ミュージアムはどのような対応を取ることが考えられるのか? 美術作品の保存・修復の専門家である東海大学情報技術センター(TRIC)講師・田口かおりに聞いた。

新型コロナウイルスの影響で全国のミニシアターが深刻な打撃を受けるなか、それを救済しようと「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」がスタートした。1億円の調達を目標としている。

今年7月に第7回の開催を迎える予定の「ヨコハマトリエンナーレ2020」が参加アーティストを追加発表。また、アーティスティック・ディレクターのラクス・メディア・コレクティヴや、企画統括の木村絵理子によるコメントも発表された。

「カラー写真のパイオニア」として知られ、多くの人々を惹きつけてきた写真家のソール・ライター。その作品の多くが、ソール・ライター財団のウェブサイトでも見ることができるのをご存知だろうか?

第8回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第8回は、4月4日の開幕が延期となった渋谷区立松濤美術館「いっぴん、ベッピン、絶品!~歌麿、北斎、浮世絵師たちの絵画」(5月17日まで)をご紹介します。

独自の手法で創作を続ける岡田美佳、澤田隆司、清水政直、似里力、蛇目の5人のアーティスト。各作家の作品を、写真家・齋藤陽道が撮影した生活や制作現場の写真とともに展示する展覧会「フィールド⇔ワーク展」が、渋谷公園通りギャラリーで開催される。開幕は5月6日以降を予定しており、会期は7月5日まで。

およそ100年前に発生したパンデミック、スペイン風邪。その犠牲となり、2018年に没後100年を迎えたのが、画家エゴン・シーレだ。その作品を総覧できるウェブサイト「egonschieleonline.org」をご存知だろうか?(本稿は2018年の記事を改訂したものです)

ニューヨーク市観光局は、市内の文化関連施設やアトラクションをオンラインで仮想体験するためのウェブサイト「バーチャル NYC」を開設。同サイトでは、美術館やギャラリーのコンテンツも紹介されている。

第7回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第7回は、開幕日が未定の国立歴史民俗博物館「昆布とミヨク─潮香るくらしの日韓比較文化誌」をご紹介します。

オランダのファン・ゴッホ美術館がゴッホ作品の塗り絵を無料で公開中。ダウンロードして楽しもう。

「あいちトリエンナーレ2019」の一企画だった「表現の不自由展・その後」に出品され、大きな物議を醸した大浦信行の《遠近を 抱えて partⅡ》。その引用元となった映画《遠近を抱えた女》の、有料配信がスタートした。

2020年4月1日をもって横浜美術館の新館長に就任した蔵屋美香。25年以上にわたり東京国立近代美術館でキュレーターとして活躍してきた蔵屋は、新たな舞台で何を目指すのか?

キュレーションや執筆も手がけるアーティストの布施琳太郎と詩人・水沢なおの2人展「隔離式濃厚接触室」が、ウェブ上で4月30日から24時間のあいだ開催。ひとりずつしかアクセスできないウェブページを会場とする試みだ。