ギャラリーが直面する新型コロナウイルスによる損失。その実状となすべきアクションとは?

世界的な新型コロナウイルスの流行は、アート・マーケットにも大きな経済的損失をもたらしている。マーケットに作品を供給するギャラリーはこの状況をどのようにとらえ、対応をしていくのか。NUKAGA GALLERY、KOTARO NUKAGA等の代表を務める額賀古太郎と、MAHO KUBOTA GALLERY代表の久保田真帆に話を聞いた。

NEWS / HEADLINE

新型コロナ危機でTHE CLUBが救済基金「COVID 19 Relief Fund」を設立。「国境なき医師団」に寄付へ

新型コロナウイルス感染症危機の影響で、銀座蔦屋書店のギャラリー・THE CLUBが救済基金「COVID 19 Relief Fund」を立ち上げた。猪瀬直哉やコア・ポア、ジャッキー・サコッチオなど7人のアーティストが今回のプロジェクトのために制作した作品の販売による収益は、新型コロナウイルス感染症への医療援助活動などを行う「国境なき医師団」(MSF)に寄付されるという。

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新型コロナウイルス、もし美術館で感染者が出たら? 保存・修復の専門家に予測される対処法を聞く

多くの美術館・博物館が、新型コロナウイルス感染拡大を防止するために長期の臨時休館となっている。現時点では国内のミュージアムで感染者が出たという報道はないが、もし今後そのようなケースが発生した場合、ミュージアムはどのような対応を取ることが考えられるのか? 美術作品の保存・修復の専門家である東海大学情報技術センター(TRIC)講師・田口かおりに聞いた。

INSIGHT

不確かな未来への一歩を踏み出す「光をつかまえる」力。ヨコハマトリエンナーレ2020の参加アーティストが追加発表

今年7月に第7回の開催を迎える予定の「ヨコハマトリエンナーレ2020」が参加アーティストを追加発表。また、アーティスティック・ディレクターのラクス・メディア・コレクティヴや、企画統括の木村絵理子によるコメントも発表された。

NEWS / HEADLINE

第8回

Museum from Home:渋谷区立松濤美術館「いっぴん、ベッピン、絶品!~歌麿、北斎、浮世絵師たちの絵画」

新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第8回は、4月4日の開幕が延期となった渋谷区立松濤美術館「いっぴん、ベッピン、絶品!~歌麿、北斎、浮世絵師たちの絵画」(5月17日まで)をご紹介します。

齋藤陽道が出会った多彩なアーティスト。渋谷公園通りギャラリーで「フィールド⇔ワーク 日々のアトリエに生きている」が開催

独自の手法で創作を続ける岡田美佳、澤田隆司、清水政直、似里力、蛇目の5人のアーティスト。各作家の作品を、写真家・齋藤陽道が撮影した生活や制作現場の写真とともに展示する展覧会「フィールド⇔ワーク展」が、渋谷公園通りギャラリーで開催される。開幕は5月6日以降を予定しており、会期は7月5日まで。

NEWS / EXHIBITION

100年前のパンデミックで犠牲となった画家エゴン・シーレ。その世界に浸る世界最大のオンラインデータベースをチェック

およそ100年前に発生したパンデミック、スペイン風邪。その犠牲となり、2018年に没後100年を迎えたのが、画家エゴン・シーレだ。その作品を総覧できるウェブサイト「egonschieleonline.org」をご存知だろうか?(本稿は2018年の記事を改訂したものです)

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