
「風景は垂直にやってくる」。2019年に逝去した田中信太郎の回顧展が市原湖畔美術館で開催中
ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズへの参加や数々のコミッションワークで知られ、2019年8月に逝去したアーティスト・田中信太郎。その活動を振り返る展覧会「風景は垂直にやってくる」が、千葉の市原湖畔美術館で開催されている。会期は10月18日まで。

ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズへの参加や数々のコミッションワークで知られ、2019年8月に逝去したアーティスト・田中信太郎。その活動を振り返る展覧会「風景は垂直にやってくる」が、千葉の市原湖畔美術館で開催されている。会期は10月18日まで。

米谷健+ジュリアの個展「Dysbiotica:ミクロからマクロへ - バランスが崩壊する世界」が、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。本展では、微生物に着目した新作を発表。会期は8月28日〜9月26日。

株式会社The Chain Museumが、新たな音声ガイドシステムの提供を開始。「ArtSticker」アプリ上で、美術館・博物館やギャラリー、芸術祭などにおいて作品のバックストーリーを聴くことができるようになった。

「21世紀のTシャツ」というコンセプトを掲げ、2000年にデビューしたme ISSEY MIYAKEが、ブランド誕生20年を記念してアーティスト・⿊⽥征太郎の新作を⽤いた「SEITARO KURODA」シリーズを企画・発表した。

昨年からニューヨークに滞在していたアーティスト・磯村暖の帰国後初となる個展「んがんたんぱ」が、8月25日〜9月6日に銀座 蔦屋書店のイベントスペース「GINZA ATRIUM」で開催される。新作の展示とともに、版画やオリジナルTシャツの販売も行われる。

広島・廿日市市のアートギャラリーミヤウチで、 被爆75周年記念の収蔵作品展「リアリティを移す」が開催されている。会期は11月3日まで。

「道草展:未知とともに歩む」が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。本展では今年4月に逝去したロイス・ワインバーガーをはじめ、国内外で活動する6組のアーティストの作品を通して、人間と環境のつながりを考える。会期は8月29日~11月8日。

株式会社ゲンロンは、合同会社カオスラ監修のもとで開設していた「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」の事業を「ゲンロン新芸術校」とあらため、再始動することを発表した。

にしぴりかの美術館(宮城県)で、「見えないもの」をテーマにした企画展「かんじんなことは、目に見えない」が開催される。企画は櫛野展正(クシノテラス)。

横浜市民ギャラリーが若手芸術家の発表機会を支援する「U35若手芸術家支援事業」をスタート。初回は、和紙や墨を用いて制作する作家・泉桐子による個展「WE CAN’T GO HOME AGAIN」を開催する。会期は8月28日~9月6日。

山口情報芸術センター[YCAM]による、国内外の最先端のサウンド・アートや音楽表現を紹介するライブコンサートシリーズ「sound tectonics(サウンド・テクトニクス)」。その第24弾となる「MYSTIC RHYTHM」では、Senyawa(スニャワ)と西原鶴真の2組によるパフォーマンスを披露する。

遠藤祐輔、金川晋吾、金村修による展覧会「imshow」が、東京・東神田のKanzan Galleryで開催されている。会期は8月30日まで。

渡辺志桜里と渡邊慎二郎、2人のアーティストの作品が入れ子状に展開され、人間や動植物といったあらゆる存在のつながりや関係へと思考を促す「Dyadic Stem」展。新たな世界のヴィジョンを模索する本展について、アーティスト/キュレーターの黒沢聖覇が論じる。

個別にアーティストとして活動しながら、共同制作を行ってきた青木陵子+伊藤存。この二人による展覧会「変化する自由分子のWORKSHOP」が、東京・神宮前のワタリウム美術館で開催された。2017年と2019年に参加したリボーン・アートフェスティバルでの滞在制作を経た二人が展開する「ワークショップ」を、小説家の福永信がレビューする。

誰もが自由にテキストや画像などを投稿できるサービス「note」。いまや6300万の月間アクティブユーザーと260万の会員を抱えるこのプラットフォームが、文化施設に対して有料の法人プランを無償提供している。この背景にあるものと狙いとは何か? noteでCXO(Chief Experience Officer)を務める深津貴之に話を聞いた。

メガギャラリー「ペース」が、大規模な没入型作品を長期的に展示する新プロジェクト「Superblue」を立ち上げることを発表。ジェームズ・タレルやチームラボ、名和晃平、JRなどのアーティストが参加するこのプロジェクトは、今年12月にマイアミで初めてローンチされ、今後数年のうち、世界各国の都市にも展開される予定だ。

日常を綴るエッセイ作家など、領域を超えて活動を続ける大宮エリー。その最新の個展「My favorite resort」が、東京ミッドタウン・ガレリアにある「ISETAN SALONE(イセタンサローネ)」で開催中。会期は9月1日まで。

日本の現役の工芸作家の作品が一堂に会する展覧会、特別展「工藝2020─自然と美のかたち─」が、東京国立博物館 表慶館で開催される。会期は9月21日〜11月15日。

2018年11月から12月にかけてパリのラ・ヴィレットで開催された、日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮に関する大規模展「MANGA⇔TOKYO」展。同展の凱旋展「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が、国立新美術館で開幕した。会期は8月12日〜11月3日。

第31回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第31回は、閉店した薬局で独居生活を続けながら、ひたすら絵画を制作し続ける戸谷誠を紹介する。