株式会社ゲンロンは、合同会社カオスラ監修のもとで開設していた「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」の事業を「ゲンロン新芸術校」とし、再始動することを発表した。
ゲンロンは、カオスラで発生したにハラスメントを原因とし、同社との契約を解除。カオスラを「新芸術校」の運営から切り離し、主任講師だった黒瀬陽平が退任する事態となった。
新たな新芸術校は、現在開講中の第6期をこれまでの主任講師制から集団指導制へと移⾏。講師には堀浩哉、飴屋法⽔、⽥中功起、梅津庸⼀、弓指寛治、和⽥唯奈、磯村暖、⻘⽊美紅の8名が名を連ね、協議のもと、実践的な指導を中⼼に⾏う新しいスタイルの教育に挑戦するという。
また最終成果展については、当初予定の岩渕貞哉、福原志保、柳美⾥、和多利浩⼀に加えて、堀浩哉⽒と東浩紀が審査に加わることも明らかにした。
なおゲンロンとカオスラが共同運営していたアートスペース「ゲンロン カオス*ラウ ンジ 五反⽥アトリエ」は、9⽉1⽇より名称を「ゲンロン五反⽥アトリエ」とあらため、ゲンロン単独での運営を継続。同スペースは、新芸術校の教室や展⽰会場として使⽤されるほ か、卒業⽣を含む幅広いアーティストに開かれる場として再編成するという。