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「新版画」とは何か。国内有数のコレクションを持つ千葉市美術館の学芸員・西山純子に聞く

大正期に浮世絵を新たなかたちで復興することを目指してつくり出され、美しい色彩や叙情的な風景表現でいまも多くの人を惹きつける「新版画」。「新版画 進化系UKIYO-Eの美」(〜11月3日)を開催している千葉市美術館は、国内有数の新版画コレクションを有している。同館学芸員の西山純子に、新版画の解説とその魅力について寄稿してもらった。

INSIGHT

東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」

東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの本当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。この「検閲」に対し、10月28日、厚生労働省で飯山由貴、FUNI(ラッパー/詩⼈)、外村⼤(東京⼤学教員)、小田原のどか(アーティスト)が記者会見を行った。

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第8回

WORLD REPORT「カッセル / ベルリン」:慰霊碑・記念碑として、歴史を記憶するためのアートを考える

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会を紹介。2022年10月号の「カッセル / ベルリン」では、5年に一度の国際展「ドクメンタ15」を契機に、カッセル市内やベルリンに設置されている慰霊碑・記念碑の現代的意味を考える。

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