PREMIUM

松山智一らがオークション記録を更新。サザビーズがアジア進出50周年を記念して4つのイヴニングセールを開催

アジア進出50周年を記念し、サザビーズ香港が4月5日に4つのイヴニングセールを開催した。パブロ・ピカソや奈良美智、草間彌生などの作品が高額で落札されたいっぽう、松山智一やロイ・ホロウェルが自身のオークションレコードを更新した。

NEWS / MARKET

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2022年の世界美術品市場の規模は約9兆円。日本市場の状況は?

アート・バーゼルとUBSによる、昨年の世界美術品市場を分析するレポート「The Art Basel and UBS Global Art Market Report 2023」が発表された。市場規模は前年比で3パーセント増の推定678億ドル(約9兆円)となり、今年のレポートでは日本の市場についても初めて言及された。

NEWS / MARKET

「なんとか」の集合を、「なんとか」見ることの尊さ。小金沢智 評「なむはむだはむ展『かいき!はいせつとし』」

太田市美術館・図書館で開催中の「なむはむだはむ展『かいき!はいせつとし』」。作家・演出家・俳優の岩井秀人、俳優・ダンサーの森山未來、シンガーソングライターの前野健太の3名によって2017年から始動したプロジェクト「なむはむだはむ」に、美術家・彫刻家の金氏徹平も加わり、初めて展覧会としてクリエーションを展開させた展示を、キュレーターの小金沢智がレビューする。

REVIEW

なぜAIと交響曲が邂逅したのか。「人工知能美学芸術学研究会」が挑んだ前衛的交響曲のオーケストラ演奏を分析する

美術家の中ザワヒデキ、草刈ミカを中心に発足した「人工知能美学芸術学研究会」。同研究会が昨年12月にパルテノン多摩で、不可能に近い演奏が求められるチャールズ・アイヴズによる交響曲第4番が演奏された。なぜ、人工知能の探求とオーケストラによる交響曲演奏が接続したのか。多摩美術大学芸術学科教授で美術ジャーナリストの小川敦生がその意義を分析する。

INSIGHT

第4回

日記という表現形式──音楽のエラボレーション

アルバム『12』には、坂本龍一自身の言葉として「日記」というキーワードが寄せられているが、彼が作品制作においてこの言葉を使用するのはこれがはじめてではない。本記事は、『12』を紐解くためのコラムの第一弾。坂本龍一の1980年代からの「パフォーマンス」を「日記」というキーワードとともに振り返り、『聴く』ことの音楽を論じる。