ロシア宇宙主義が照射する私たちの現在。金澤韻評「第14回上海ビエンナーレ」

「Cosmos Cinema」をテーマに、第14回上海ビエンナーレが3月31日まで上海当代芸術博物館で開催中。ロシア宇宙主義の研究としても知られるアーティスト、アントン・ヴィドクルをアーティスティック・ディレクターに迎えた今回のビエンナーレをインディペンデントキュレーター・金澤韻がレビューする。

REVIEW

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大西康明インタビュー。川原の石を型取ることで、世界を測り直すアーティスト

日常的な素材や工業製品を用いて、空間全体を彫刻に仕立てる作品を手がけてきた大西康明が、箱根山中に佇むポーラ美術館のエントランス付近のアトリウム ギャラリーを「彫刻化」し、場の雰囲気を一変させている。HIRAKU Project Vol.15 「大西康明 境の石」展だ。どのような考えと手法によって場の空気をつくり変えたのか、アーティスト本人の言葉を聞いた。

INTERVIEW