折元立身による「パン人間」パフォーマンスも。「共棲の間合い」展が東京都渋谷公園通りギャラリーで開催

東京都渋谷公園通りギャラリーで、「共棲の間合い -『確かさ』と共に生きるには-」が開催される。会期は2月10日〜5月12日。参加作家は、折元立身、酒井美穂子、スウィング、村上慧。

折元立身 パフォーマンス:パン人間電車の旅 1992 作家蔵 提供=アートママファウンデーション

 東京・渋谷の東京都渋谷公園通りギャラリーで、「共棲の間合い -『確かさ』と共に生きるには-」が開催される。会期は2月10日〜5月12日。

 出品作家に折元立身、酒井美穂子、スウィング、村上慧らを迎える本展は、住む、暮らす、生活する、ともに行う、といったことを起点に表現する作家らの作品や活動を紹介するもの。身近な家族との関係にせまるパフォーマンスから、ある食料品に対する愛着、近隣地域のゴミ拾い、日常の出来事から生まれた詩、現代の住居や生活様式を問い直す試みなど、表現方法は作家ごとに様々。それらの表現は、生活と芸術の境界を揺るがし、鑑賞者に「日常の間合い」とは何かを問いかけるものとなっている。

 会期中には、関連イベントとして、折元立身の代表的なパフォーマンス「パン人間」や、スウィング代表の木ノ戸昌幸とやまなみ工房施設長の山下完和、村上慧と土の研究者の藤井一至によるトークイベントなどもそれぞれ実施予定となっているため、ぜひこちらにも足を運んでみてほしい。

編集部

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