ロエベ初の大型展「CRAFTED WORLD」が上海で開催へ。世界巡回も予定

1846年創立のメゾン「ロエベ」。その初めてとなる大型展「CRAFTED WORLD」が、上海展覧センターで開催される。会期は3月22日〜5月5日。

 1846年にスペイン・マオリードで創立されたメゾン「ロエベ(LOEWE)」が、初となる大型展覧会「CRAFTED WORLD」を、上海展覧センターで開催する。会期は3月22日〜5月5日。

 ロエベはスペイン王室の公認を受け、LVMHの傘下となり、ロエベ財団を設立した20世紀を経て、2001年には中国第1号店をオープン。ここ10年では、クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンがブランドを一新し、躍進を遂げた。同氏はアートや工芸への造詣も深く、「ロエベ財団クラフトプライズ」を創設するなど、芸術分野へのコミットメントも高めている。

 本展は、ジョナサン・アンダーソンがキュレーションを担当。ロエベの歴史やスペインの伝統、手仕事への献身を称えるもので、上海展覧センターの1600平米の会場に数多の工芸品や芸術品を展示。時間、空間、様々な素材やクラフトの技術を、インタラクティブに体験できるものになるという。

 ジョナサン・アンダーソンは昨年、ロンドンのギャラリー、オファー・ウォーターマンで自身がキューレーションする展覧会「オン・フット」も開催し、注目を集めた。上海での展覧会も、彼の手腕に期待が高まる。なお、「CRAFTED WORLD」は世界巡回される予定。

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