「東京大学総合研究博物館 本郷本館」(東京都文京区、本郷キャンパス)
東京都文京区にある「東京大学総合研究博物館」は、国内で初めてとなる教育研究型ユニバーシティ・ミュージアムとして1996年に誕生した。世界的水準の学術研究を各分野ごとに追究展開することを前提に、博物館活動のなかにクリエイティビティを生み出すことを大きな目標としているという。

同大学で所有される約600万点の学術標本のうち、総合研究博物館では現在に至るまでに約400万点を所蔵。それらのコレクションは、「東京大学コレクション展」などのシリーズ企画や、先駆的な「デジタル・ミュージアム」展といった一般向けの展覧会としても公開されている。
ほかにも同博物館は、本郷本館以外にも小石川分館(2021年より休館中)や、東京・丸の内の「インターメディアテク」といった関連施設でもそのコレクションや研究成果が展開されている。国内最高峰の教育機関によるコレクションを一度は見ておきたいものだ。
住所:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス内
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:土日祝
「早稲田大学坪内博士記念演劇博物館」(東京都新宿区)
小説家で劇作家の坪内逍遙(1859〜1935)の古希と、坪内がその半生を傾倒した「シェークスピヤ全集」全40巻の翻訳が完成したのを記念して、1928年に有志で設立されたのが、「早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(通称、エンパク)」だ。同館には国内外でも貴重な資料が揃っており、錦絵や舞台写真、図書、チラシ・プログラム、衣装・人形・書簡・原稿といったコレクションはおよそ100万点にもおよぶ。

常設展では、1階では「京マチ子記念特別展示室 日本の映画とテレビ」、2階では「逍遙記念室」、3階では「古代・中世|近世・近代 I|近代 II・現代 |世界の演劇 ヨーロッパ・アメリカ」が実施されているほか、様々な切り口で企画された展示なども年間複数回実施されている。これらの膨大なのコレクションが入館料無料で見ることができるのは、演劇好きにとっては嬉しいスポットであると言えるだろう。
住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1
電話番号:03-5286-1829
開館時間:10:00〜17:00(火金〜19:00)
休館日:不定休
「早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)」(東京都新宿区)
「早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)」は、早稲田大学校友である小説家の村上春樹が寄託・寄贈した小説作品の直筆原稿、執筆関係資料、書簡、インタビュー記事、作品の書評、海外で翻訳された書籍、蒐集した数万枚のレコード等を保管し、公開する施設。村上が考案した「物語を拓こう、心を語ろう」というモットーを掲げ、村上春樹の文学を基点にしつつ、研究・交流・発信を活動の柱としながら日本文学・文化の世界的研究センターとなることを目指している。建物は早稲田演劇博物館に隣接する旧4号館を大規模改修したもので、設計は建築家の隈研吾が担当した。

同館は地上5階、地下1階の6フロアで構成。地下1階(カフェ、ラウンジ、ポケットパーク、「村上さんの書斎」)、1階(受付、ギャラリーラウンジ、オーディオルーム)、2階(スタジオ、ラボ、展示室)、3階(研究書庫、閉架書庫)、4階(セミナールーム、研究室)、5階(国際文学館事務所、館長室)となっている。村上春樹ファンはもちろん、文化発信の拠点としても注目しておきたいライブラリーだ。
住所:東京都新宿区戸塚町1-104
電話番号:03-3204-4614
開館時間:10:00〜17:00(90分入替制、事前予約制、2023年5月15日〜26日はMuseum Weekのため事前予約不要)
休館日:水



















