村上隆の父・福壽郎の初作品集から卯城竜太と松田修の対談まで。2月号新着ブックリスト(1)
新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。卯城竜太(Chim↑Pom)と美術作家の松田修による「公の時代」におけるアーティストの役割についての討論を収めた『公の時代』や、村上隆に影響を与えた父・福壽郎の初作品集など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。
新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。卯城竜太(Chim↑Pom)と美術作家の松田修による「公の時代」におけるアーティストの役割についての討論を収めた『公の時代』や、村上隆に影響を与えた父・福壽郎の初作品集など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。
今年、日本で2回目となる回顧展が開催され注目を集める写真家ソール・ライター。その作品はなぜ現代の人々を惹きつけるのか? ライターがいたニューヨークで過ごし、アートや写真に関するキュレーションや編集を数多く手がける河内タカが、時代背景から紐解く。
2015年にロサンゼルスのダウンタウンにオープンした「ザ・ブロード」。金融と建設事業で大きな成功を収めた富豪イーライ・ブロードとその妻エディスのアートコレクション約2000点が収蔵・公開されている。オープン以降、圧倒的な人気を誇る同館の魅力を取材してきた。
昨年ふたつの場所で展示された小田原のどかの作品を批評する。歌人・斉藤斎藤の作品を引きながら「わたし」について、またゲーム、小説、美術作品における「あなた」という代名詞が指すものの正体を分析。さらに「見る者/見せる者」両者の境界線を越境させる力について考察をめぐらす。
Googleが提供するアートプラットフォーム「Google Arts & Culture」。ここでは、世界各地の美術館博物館をおなじみの「ストリートビュー」で訪問することができる。PCやスマートフォンから行ってみよう。
毎年多くの作品が公開されるアートムービー。2020年にはどのようなラインナップが予定されているのか? 編集部が注目する6本をピックアップしてお届けする。
2020年は、日本だけでなく海外でも注目の新美術館が誕生する。そこでここでは、とくに注目したい5つの美術館を開館順にピックアップしてお届けする。
2020年は国内各地で新たな美術館が誕生する年。そこでここでは、とくに注目したい5つの美術館を開館順にピックアップしてお届けする。
2020年に海外の美術館で予定されている展覧会のなかから、注目のベスト5を会期順に紹介。ドナルド・ジャッドやゲルハルト・リヒター、アンディ・ウォーホルなど、現代美術史に巨大な影響を与えたアーティストたちの大規模回顧展をピックアップしてお届けする。
2020年も全国各地で芸術祭が開催される。今回はそのなかから、ヨコハマトリエンナーレ2020をはじめとする注目の芸術祭7つを厳選。新たな試みや地域ならではのプロジェクトなど、その見どころとともに会期順に紹介する。
アーティゾン美術館をはじめ、京都市京セラ美術館や弘前れんが倉庫美術館など新施設の開館が続々と予定されている2020年。オリンピックで国際的な注目度も高まるなか、20年に予定されている大規模展覧会より、編集部注目の展覧会ベスト20を会期順に紹介する。
美術手帖では、2019年に開催された展覧会のベスト3をアンケート形式で募集。その結果を集計し、それぞれに寄せられたコメントとともに発表する。
様々なトピックスがあった2019年のアートシーン。美術手帖で取り上げたニュースのなかから、とくに振り返っておきたい出来事を2回に分けてお届けする。今回は7月〜12月編。
様々なトピックスがあった2019年のアートシーン。美術手帖で取り上げたニュースのなかから、とくに振り返っておきたい出来事を2回に分けてお届けする。今回は1月〜6月編。
2019年の美術館展覧会を数字で回顧。日本全国の美術館・博物館で行われた展覧会のなかから、入場者数TOP10を紹介する。(※対象展覧会は2019年1月1日〜12月8日の期間に開催されたもので、2018年から会期がまたいでいるものも含む。回答がなかったもの、ウェブサイト公開不可のもの、入場者数を公表していないものは含まない)
昭和が平成に変わり、ベルリンの壁崩壊、天安門事件など、歴史的に重要な出来事が重なった1989年から30年。この間のアートシーンの目撃者であり、かつ仕掛人でもあったふたりの対談。後編は建畠と逢坂がそれぞれ担当したヴェネチア・ビエンナーレ日本館の動向や、これまで語られにくかった表現に光をあてた潮流を振り返り、これからのアートシーンにつなげる対話へと向かう。
今年は1989年という、国際史的・文化史的に大きな意味のある年から30年の節目だった。そこで、この30年間のアートシーンを生き、そこに大きく関与した2人の対談が実現した。1989年、日本では年初に昭和から平成になり、国外ではベルリンの壁崩壊や天安門事件など歴史的な出来事があった。美術の世界では何が起き、そしてそこからの動きはどのように今日に、また来る2020年代につながるのか。同対談の発案者である林洋子を進行役に、前後編でお届けする。
ヤドカリや犬といった動物との協働による作品を発表するアーティスト、AKI INOMATA。北九州市立美術館での個展「相似の詩学──異種協働のプロセスとゆらぎ」展は、「他者」という概念や、ヒトと生物の共存、生と死のプロセスについて、鑑賞者に思考をめぐらせる。ダナ・ハラウェイや共生論を専門とする学術運動家/野良研究者の逆卷しとねが、本展について論じる。
ゴッホからダムタイプまで、年末年始も見ることのできる展覧会をピックアップ。首都圏を中心に、主に2020年1月2日から開館する美術館を紹介する。長期休暇中のお出かけの参考にしてほしい。
1月の開催直前に中止されたアートフェア「アート・ステージ・シンガポール」から、12月の「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ」で物議を醸した1600万円の「バナナ」まで。美術手帖で取り上げたなかから、とくに振り返っておきたいアートマーケットで起きた出来事をお届けする。