
この冬読みたい。アートファン必見の「グラフィックノベル」ベスト10
フランス語圏発のマンガを「バンド・デシネ」(または「BD(ベーデー)」)と呼ぶのを聞いたことがあるだろう。イギリスやアメリカでは「グラフィックノベル」と呼び、いまやこの呼称のほうがより一般的になってきたが、概して、オールカラーで描かれ、重要人物の伝記や、社会派の内容であることが多いといえる。そのうえで、プロットの創意工夫をはじめ、実験的なコマ割りや絵の描き方など、芸術的な要素がちりばめられているのが大きな魅力だ。しかし近年、国を問わず若手の作者が多く登場・活躍し、そのあり方はより自由で多彩になっている。ここでは、この冬読みたいグラフィックノベル10選を紹介。多様な進化を続けるグラフィックノベルの魅力と出会うきっかけに。


















