NFTは新たな信仰のかたちとなるか?
3DCGやピクセルアニメーション、3Dプリント、VR、NFTなどのテクノロジーを使用し、東洋思想による現代美術のルール書き換えと、デジタルデータの新たな価値追求をテーマに作品を制作しているアーティスト・たかくらかずき。古来から続く信仰(心)と現在のアートシーンを賑わせるNFTアートを接続した、まったく新しいNFT/テクノロジーアート論をお届けする。
3DCGやピクセルアニメーション、3Dプリント、VR、NFTなどのテクノロジーを使用し、東洋思想による現代美術のルール書き換えと、デジタルデータの新たな価値追求をテーマに作品を制作しているアーティスト・たかくらかずき。古来から続く信仰(心)と現在のアートシーンを賑わせるNFTアートを接続した、まったく新しいNFT/テクノロジーアート論をお届けする。
パンデミックは私たちの日常生活全てに影響を与えている。新しい生活様式が定着しつつある今、ドイツ、ベルリンの現代美術館で、世界的なインダストリアル・デザイナー、コンスタンチン・グルチッチが「ニューノーマル」を模索する展覧会を開催している。気鋭のデザイナーが見る未来のかたちとは。
2月22日、博物館のあり方を定義する「博物館法」の改正案が閣議決定された。博物館への登録要件を緩和するかたちとなった今回の改正の問題点を、博物館法が専門の名古屋大学教授・栗田秀法が指摘する。
2020年に大分県豊後高田市の長崎鼻にオープンした「不均質な自然と人の美術館」。福岡を拠点とするクリエイティブ・ラボ「anno lab(あのラボ)」による3点のインスタレーション作品が常設される美術館だ。メンバーは開館の準備段階から土地との関わりを深め、現地の文化に触れていくなかで新作《石の部屋》の構想を温めた。来たる3月5日〜6日、その作品発表に伴い、国東の自然と文化を深く体験できる「石の部屋」ツアーが実施される。
新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。「ぺらぺら」をキーワードに彫刻を考える1冊『ぺらぺらの彫刻』から、21人の映画論者それぞれの方法論を紹介する『映画論の冒険者たち』まで、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。
新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。アーティストであり批評家の小田原のどかが彫刻を「思想的課題」として論じる『近代を彫刻/超克する』から、21世紀の映像を明るさ/暗さの両面から論じる『明るい映画、暗い映画』まで、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。
現在、エスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催されているゲルハルト・リヒターの個展「Abstrakt」。フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する18点の抽象作品が並ぶ本展が意味するものを、美術評論家の清水譲が読み解く。
東京・表参道にあるエスパス ルイ・ヴィトン東京(ルイ・ヴィトン表参道ビル7階)で開催されているギルバート&ジョージの個展「CLASS WAR, MILITANT, GATEWAY」。本展を、社会学者で東京藝術大学大学院教授の毛利嘉孝が読み解く。
新型コロナウイルス感染拡大によって休館または一部休館、時短営業などになっている美術館・博物館の情報をお届けします(最終更新:3月4日)。
2022年も数々の注目すべき大規模展覧会が予定されている。ここでは、編集部がとくに注目したい展覧会25件を開幕日順に紹介する。(※本記事は1月1日公開のベスト20記事を再編集したものです)
長引くコロナ禍のなかでも、2022年には数多くのアートフェアが実会場での開催を予定している。今回はそのなかから編集部がとくに注目したいアートフェアをピックアップして紹介する。なお最新の情報や感染症対策については、各フェアのウェブサイトを参照してほしい。
『美術手帖』2022年2月号は「ケアの思想とアート」特集。雑誌『美術手帖』編集長・望月かおるによる「Editor’s note」です。
2022年に公開される数多の映画から、アート・カルチャーの視点でとくに注目したい作品をピックアップ。公開日順に紹介する。
2022年に開館あるいはリニューアルオープンを迎える美術館・ギャラリーなどのアート施設のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届けする。
長引くコロナ禍のなかでも、2022年には多くの芸術祭が開催予定だ。今回はそのなかから注目の芸術祭6つを厳選。なお最新の情報や感染症対策については、各芸術祭のウェブサイトを参照してほしい。
2022年に海外の美術館で開催される展覧会のなかから、編集部がとくに注目したい10件を会期順に紹介する。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言などがありながらも、いくつもの大型展覧会が開催された2021年。多くの展覧会が日時指定予約制を導入(または推奨)するなか、入場者数はどのような結果となったのか?
美術手帖では、2021年に開催された展覧会のなかからもっとも印象に残ったものをアンケート形式で募集。約300件の結果を集計し、寄せられたコメントとともに結果を発表する。
東京都美術館で開催が予定されている「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」。約70点の展示作品のハイライトは、フェルメールが描いたオリジナルの状態に修復された、初期の傑作とされる《窓辺で手紙を読む女》である。250年以上の間白い壁だった背景から、仮面を踏みつけるキューピッドの姿が現れたのだ。その修復の過程を追った。
NFTブームから堅調な実績を上げたオークションハウス、拡張し続けるアートフェアやギャラリーまで、美術手帖で取り上げたニュースのなかから2021年のアートマーケットを振り返る。