
東京都が休業要請緩和のロードマップを発表。国の緊急事態宣言の解除とともに博物館・美術館を緩和
東京都の小池百合子都知事は、先週発表したロードマップの骨格に基づき、休業要請緩和のステップを発表した。博物館・美術館の開館が可能となるステップ1には、国の緊急事態宣言解除に伴って移行するとした。

東京都の小池百合子都知事は、先週発表したロードマップの骨格に基づき、休業要請緩和のステップを発表した。博物館・美術館の開館が可能となるステップ1には、国の緊急事態宣言解除に伴って移行するとした。

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今年7月から開催予定だった民間主導の「東京ビエンナーレ2020」の開催延期が発表された。21年夏をコア期間として開催される。

Nintendo Switchのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」に、東洋文庫ミュージアムや太田記念美術館も参加。美術館界からの注目が、ますます高まりを見せている。

現在、東京・九段にある国の登録有形文化財「旧山口萬吉邸」をリノベーションした「kudan house」を舞台に開催されているオンラインアートサロン「つくらない都市計画」。そのベースとなる展覧会風景が、オンラインで公開された。

アメリカのアートディーラー協会(ADAA)がアメリカ国内の主要ギャラリーを対象に実施した調査によると、2020年第1四半期ではアメリカ国内のギャラリーの収益は31パーセント減、第2四半期の収益は73パーセント減少と予想されている。

第33回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会を紹介する「Museum from Home」。第33回は、3日間のみの開催で閉幕してしまった愛知県美術館「大浮世絵展ー歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」をご紹介します。

ドイツのZentrum für Kunst und Medientechnologie Karlsruhe(ZKM、カールスルーエ・アート&メディアテクノロジーセンター)で、哲学者、ブリュノ・ラトゥールが企画した「地球の危機」がテーマの展覧会「Critical Zones – Observatories for Earthly Politics」が5月23日に開催。オープニングプログラムも5月22日よりオンライン上で開催される。

近代の社会政治と自然科学の関係性について再考し、アートシーンにも影響を与えてきたブリュノ・ラトゥール。ドイツのカールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター(ZKM)にて予定される気候変動をテーマとした展覧会のカタログ序論として著された、地球の新たなとらえ方と「クリティカルゾーン」の概念について説くテキストと、本展スタディグループに参加してきた訳者による寄稿。『美術手帖』6月号「新しいエコロジー」特集にて掲載された翻訳論考と、翻訳を手がけた鈴木葉二による解題を掲載する。

7月3日から全国順次公開予定だったドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』の公開が、新型コロナウイルスの影響により、2021年春に延期となった。

神戸市立博物館で開催予定だった「コートールド美術館展 魅惑の印象派」(神戸展)の開催中止が発表された。

5月21日、大村秀章愛知県知事が会長を務めるあいちトリエンナーレ実行委員会は、名古屋地方裁判所に訴状を提出し、名古屋市(被告)に「あいちトリエンナーレ実行委員会負担金」3380万円余の支払いを求める訴訟を提起した。異例の法廷闘争は今後どのように展開していくのか? また実行委員会の請求は認められるのか? 文化芸術活動への助成に関する訴訟を担当している弁護士・行政法学者の平裕介に話を聞いた。

第32回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会を紹介する「Museum from Home」。第32回は、開催日未定となっている川崎市岡本太郎美術館「音と造形のレゾナンス-バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振」をご紹介します。

横浜市が芸術家や文化芸術分野の事業者を対象とした支援金の給付を発表した。また、文化芸術関係者からの相談に応じるための臨時相談センター「YES!(Yokohama Emergency Support for the Arts)」も開設する。

新型コロナウイルスの感染が深刻なアメリカ・ニューヨーク。この地から、アートで対話の場を築こうというオンライン展覧会「How Can We Think of Art at a Time Like This? 」が発信されている。

モスクワ出身でニューヨークを拠点に世界的に活躍するサーニャ・カンタロフスキーは、絵画のみならず、多様なメディアを用いながら、絵画や彫刻の可視性の実験を行ってきた。アジア圏での初個展となる「Paradise」展のために来日した作家に、本展で発表された新作の木版画や絵画作品について、また作品をめぐる思索について話を聞いた。

東京・上野の国立科学博物館が、5月31日までを期限としている国の緊急事態宣言が解除されることを前提に、解除後の再開を目指して準備を進めている。

新型コロナウイルスの影響がもっとも深刻なアメリカで、パンデミック後初となる大規模美術館の再開が決定した。

広告媒体としての存在意義を担うものとして、瞬く間に消費されては姿を消してゆくポスター。メディアの多様化とデジタル化が進む現代において、かつての重要性は失われつつあるだろう。イラストレーター山本悠による企画展「9 Posters」では、ポスターが持つ物語や形式、ポスターそのもの物質性などに焦点を当てる。ポスターの存在は、いったい何に支えられているのだろうか。本展を、視覚文化評論家の塚田優が論じる。

第31回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会を紹介する「Museum from Home」。第31回は、開幕延期となっている慶應義塾大学アート・センター「SHOW-CASE project No.4 河口龍夫 鰓呼吸する視線」をご紹介します。