第12回

アートの実践の場としての古本屋。「コ本や」主宰・青柳菜摘インタビュー

2016年6月より活動するプラクティショナーコレクティヴ「コ本や honkbooks」。青柳菜摘(アーティスト)が主宰し、映像や書籍の制作、展覧会やイベントを企画するメディアプロダクションとして活動、拠点としてブックショップ兼オープン・スペースを運営してきた。同拠点が神楽坂に2回目の移転をするにあたって、主宰である青柳に、これまでの歩みや今後の展望について聞いた。

第2回

art for allが目指す「アーティスト報酬ガイドライン」の制定。実現に向けた座談会(後編)

美術に特化した支援策を求めるために生まれた美術のつくり手と担い手によるネットワーク「art for all」。同団体は美術関係者の労働状況の改善のため、実態把握のためのアンケートの実施や、アーティスト報酬のためのガイドラインの策定、労働組合などの連帯組織の結成といった計画を進めている。art for allの協力のもと、美術分野における報酬ガイドラインの策定に向けた検討の道筋を追う本連載。第1回は策定に向けた座談会を前後編でお届けする。

PREMIUM

文化庁メディア芸術祭終了の問題点と今後への提案:草原真知子

次年度の作品募集を行わないことを発表した「文化庁メディア芸術祭」。その開催中止決定までの経緯における問題点や、メディア・アート分野への影響、今後への提言などを、同祭に初期から携わってきた功労者のひとり、早稲田大学文学学術院・名誉教授の草原真知子に話を聞いた。

INSIGHT

PREMIUM

第4回

10ヶ月で学ぶ現代アート 第4回:「現代アート」と「近代美術」の違いは?──現代アートの「特性」

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第4回は、曖昧なようで確かに存在する「現代アート」と「近代美術」の線引きを、理論面から解説する。

第1回

art for allが目指す「アーティスト報酬ガイドライン」の制定。実現に向けた座談会(前編)

美術に特化した支援策を求めるために生まれた美術のつくり手と担い手によるネットワーク「art for all」。同団体は美術関係者の労働状況の改善のため、実態把握のためのアンケートの実施や、アーティスト報酬のためのガイドラインの策定、労働組合などの連帯組織の結成といった計画を進めている。art for allの協力のもと、美術分野における報酬ガイドラインの策定に向けた検討の道筋を追う本連載。第1回は策定に向けた座談会を前後編でお届けする。

ネコ画家ルイス・ウェインの生涯を通じて描く「人と人とのつながり」。ウィル・シャープ監督インタビュー

ネコの魅力を最初に発見し、夏目漱石にも影響を与えたと言われているイギリスの画家、ルイス・ウェイン。生涯妻を愛し、ネコを描き続けたというその画家の数奇な人生を追う映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』が12月1日より公開される。監督・脚本を務めたウィル・シャープに見どころについて話を聞いた。

INTERVIEW

「BETTY CATROUX - YVES SAINT LAURENT 唯一無二の女性展」が開催中。盟友ベティ・カトル―が伝えるイヴ・サンローランの精神とは

イヴ・サンローランの唯一無二の片割れであり、そのクリエイションに多大な影響を与えたベティ・カトルー。その存在に焦点を当てた展覧会「BETTY CATROUX - YVES SAINT LAURENT 唯一無二の女性展」が東京・天王洲の寺田倉庫で開催中。そのハイライトをレポートする。会期は12月11日まで。

NEWS / PROMOTION

パフォーマンス分野の若手アーティストをサポート。世田谷美術館が新企画「Performance Residence in Museum 2022-23」を実施

身体表現やパフォーマンス表現を行う若手アーティストを対象としたアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラム。その新企画「Performance Residence in Museum 2022-23」が実施される。2022年度は滞在アーティストに作曲家・演出家の額田大志が選出され、世田谷美術館において「ボーダレスな音」をキーワードに様々なリサーチや実験が行われるという。

NEWS / HEADLINE

【DIALOGUE for ART Vol.10】恵まれた環境とアートを生活の一部に組み込むことでいまがある。「独立」までのふたりの歩み

「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティストの対談企画。今回は岡田佑里奈と松岡柚歩が登場。岡田は松岡よりひとつ上の学年で、京都芸術大学の学部時代に顔見知りとなり、現在はアトリエをシェアしながら切磋琢磨している。性格は正反対ながら仲の良いふたりに、おたがいの作品とこれまでの軌跡について語ってもらった。

INTERVIEW / OIL