
すべての筆致が独立した鮮やかな絵画。ミヒャエル・テンゲスの個展「紙の上の絵画 1995-2019」が開催中
ドイツの画家、ミヒャエル・テンゲスの個展「紙の上の絵画 1995-2019」が、東京・日本橋のタグチファインアートで開催されている。会期は10月12日まで。

ドイツの画家、ミヒャエル・テンゲスの個展「紙の上の絵画 1995-2019」が、東京・日本橋のタグチファインアートで開催されている。会期は10月12日まで。

刺繍というメディアの枠を拡張させる作品を数々発表してきたアーティスト・青山悟の個展「The Lonely Labourer」が、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。会期は10月2日〜11月2日。

母の旧姓名を作家名として名乗ってきた写真家の石内都。その作品を通して、母・藤倉都といわさきちひろ、ふたりの女性に光を当てる展覧会「石内都展 都とちひろ ふたりの女の物語」がちひろ美術館・東京で開催される。会期は11月1日〜2020年1月31日。

国内外で精力的に活動を行う大垣美穂子の個展「immortal moment」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。会期は8月30日〜9月21日。

美術手帖では、批評家や学芸員らによる展覧会レビューを毎月掲載。そのなかから、8月に公開された全17本をお届けする。各レビューの詳細はリンクから全文をチェックしてほしい。

アーティスト・コレクティブ「オル太」は、農耕と芸術から生を問うために、「耕す家」と 題した自作の家を千葉県北東部の農村地域に設営し、プロジェクトを進行中。その活動を公開するオープンハウスが8月30日から9月16日にわたって開催されている。

20世紀のもっとも重要な建築家のひとり、イオ・ミン・ペイとその妻が生涯にわたって収集してきたアート・コレクションが、今秋、クリスティーズのオークションに出品される。ニューヨーク、香港、パリで開催されるセールには、バーネット・ニューマンやジャン・デュビュッフェ、ザオ・ウーキーなど、ペイ夫婦と長年の関係を持ったアーティストの友人による作品が登場する。

オブジェや彫刻によるインスタレーションで知られる国谷隆志と、リトグラフやフォトグラムを用いた作品を手がける三宅砂織による2人展「The Voices of Time」が、京都・絆屋ビルヂングで開催中。会期は9月8日まで。

1970年代頃から協働を続け、2011年の東日本大震災、原発事故以降ユニットとして活動してきた「堀浩哉+堀えりぜ」。その個展「堀浩哉+堀えりぜ 記憶するために―わたしはだれ?」が、原爆の図丸木美術館で開催される。会期は9月7日~11月17日。

都市空間におけるランドアート作品として《渋家》を展開する齋藤恵汰と、コミュニティの中で生まれるアートを地域住民とともにプロジェクトとして実践してきた堀崎剛志による二人展「齋藤恵汰&堀崎剛志『構造と表面』〜ラテックスと不動産」が、東京の駒込倉庫で行われた。本展を批評家のきりとりめでるがレビューする。

メディア・アートの先駆者として、つねに視覚をテーマに先鋭的な表現を追求してきた藤幡正樹。その個展「E.Q.」が、銀座の東京画廊+BTAPで開催された。ふたつの新作を通じて、鑑賞者に視ることとイメージの関係について再考を促した本展を、評論家のgnckがレビューする。

ICOM京都大会を記念し、世界遺産・清水寺で展覧会「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」が開幕した。本展の監修は、小説家の原田マハ。9月1日〜8日の8日間限定で行われる本展のハイライトとは?

世界文化遺産である京都・二条城の⼆の丸御殿台所と御清所(重要⽂化財)で、森美術館館長・南條史生と彫刻家・名和晃平がアドバイザーを務める展覧会「時を超える:美の基準」が開幕した。わずか4日かぎりの本展でどのような作品が展示されているのか? その様子をお届けする。

世界各地で起きた歴史的な事件や悲劇、社会的な不均衡に対して、綿密なリサーチと取材に基づくジャーナリスティックな視点を持って対峙してきたアルフレッド・ジャー。アジア初展示となる数点が発表される個展「Lament of the Images」が東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEにて行われる。会期は10月4日〜11月2日。

「あいちトリエンナーレ2019」の一企画であり、8月3日に展示が中止された「表現の不自由展・その後」。この展示中止をめぐっては、「検閲」「表現の自由」「キュレーション」など様々な角度から議論が巻き起こっている。この企画を、「あいちトリエンナーレ2019」参加作家でもある小田原のどかが「表現の不自由展・その後」の全17の出品作にも目を向けながら分析する。

日本近代を代表する画家・岸田劉生の回顧展「没後90年記念 岸田劉生展」が東京ステーションギャラリーでスタート。年代を追った展示でその画業の変遷をたどる本展の見どころとは?

9月2日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。

日本のアニメ文化やSF映画からインスピレーションを受けたカナダ人のアーティスト、MAD DOG JONES。現在渋谷のDIESEL ART GALLERYで開催されている、その世界初個展「AFTERL-IFE」の様子を、レポートで紹介する。

世界各地の美術館・博物館関係者4万人以上が加盟する、世界で唯一のグローバルな博物館組織ICOM(アイコム、国際博物館会議)。その3年に1度の大会が、今年京都の国立京都国際会館をメイン会場に、日本で初めて開催される。25回目となる今回の注目すべきトピックスとは何か?

前澤友作が会長を務める現代芸術振興財団が実施する、日本全国の学生を対象としたアートコンペ「CAF賞」。開始から6回目となる今年度のファイナリストに選ばれた12名による展示が東京の代官山ヒルサイドテラスで開催される。会期は10月1日〜6日。