2019.11.19

ダムタイプのパフォーマンス作品を爆音で見る。記録映像の連続上映会が開催

東京都現代美術館で大規模個展が始まり、注目を集めるダムタイプ。そのパフォーマンス作品の記録映像が、東京・御茶ノ水で連続上映される。会期は11月25日〜12月1日。

 

ダムタイプ Voyage 2002 (C)dumb type Photo by Kazuo Fukunaga
前へ
次へ

 京都を拠点に世界的な活動を展開するメディア・アーティストグループ「ダムタイプ」。そのパフォーマンス作品の記録映像が、東京・御茶ノ水のRittor Baseで連続上映される。

 ダムタイプは1984年に京都市立芸術大学の学生を中心に結成。結成から35周年にあたる今年は、東京都現代美術館で大規模個展「ダムタイプ|アクション+リフレクション」が開催されている

 今回の連続上映会は、この展覧会に連動するもので、ダムタイプが過去に上演したパフォーマンス作品、《036-Pleasure Life》(初演1987)、《Pleasure Life 》(1988)、《pH》(1990)、《S/N 》(1994)、《OR》(1997)、《memorandum》(1999)、《Voyage》(2002)の記録映像を11月25日から12月1日の7日間にわたって上映。

ダムタイプ S/N 1994 © dumb type Photo by Yoko Takatani

 毎日19時からの回では、上映後に制作にかかわったメンバーを招いてのトークイベントも開催され、それぞれ山中透、藤本隆行、上芝智裕、高谷史郎、古舘健が登壇する。展覧会とともに、この貴重な機会を体験したい。

ダムタイプ 036-Pleasure Life 1987 © dumb type Photo by Kazuo Fukunaga
ダムタイプ pH 1990 © dumb type Photo by Shiro Takatani