NEWS / HEADLINE - 2019.11.21

「第12回ベネッセ賞」が一次審査入選者を発表

300万円の賞金や、ベネッセアートサイト直島での作品制作の機会が与えられる「ベネッセ賞」。その第12回の一次審査入選者が、11月20日のシンガポール・ビエンナーレ2019のメディアプレビューで発表された。

 

シンガポール・ビエンナーレ2019の会場のひとつ、ナショナル・ギャラリー・シンガポールの外観

 「Benesse=よく生きる」という理念を体現するアーティストを支援する「ベネッセ賞」。その第12回の一次審査選抜者が、11月20日のシンガポール・ビエンナーレ2019のメディアプレビューで発表された。

 今回は、アマンダ・ヘング(シンガポール)、ドゥサディー・ハンタクーン(タイ)、ハイファ・スベーヤ(イエメン)、ヘラ・ブユタシヤン(トルコ)、ロバート・ザオ・レンフイ(シンガポール)5名が入選。最終受賞者の発表と授賞式は2020年1月11日、シンガポール・アート・ウィークで行われる予定だ。

 ベネッセ賞は1995年、ヴェネチア・ビエンナーレでスタート。2016年の第11回より、その拠点をアジアに移し、シンガポール・ビエンナーレの公式賞として再始動している。

 この賞では、同ビエンナーレに出展するすべてのアーティストのなかから、5名(5組)の一次審査のショートリストを選出し、その後、ベネッセアートサイト直島での最終審査を通して1名(1組)の最終受賞者を決定。受賞アーティストは、300万円の賞金に加え、ベネッセアートサイト直島での作品制作もしくはそれによる作品収蔵の機会が与えられる。

 これまで、蔡國強やオラファー・エリアソン、ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー、ハンス=ペーター・フェルドマン、パナパン・ヨドマニーらが受賞している。

 今回の一次審査の国際審査員は、アーティストのアデ・ダルマワン、シンガポール美術館長であるユージン・タン、上海当代芸術博物館長のゴン・ヤン、イルハム・ギャラリーのディレクターであるバレンタイン・ウィリー、ベネッセアートサイト直島のインターナショナルアーティスティックディレクターである三木あき子が務めている。

 入選者について、審査員サイドは次のようなコメントを発表している。「入選したアーティストの背景や出身国、世代は異なりますが、ベネッセアートサイト直島周辺の環境や歴史、コミュニティを反映する感動的な作品を生みだす可能性を共有していると考えています。それぞれのアーティストの実践はユニークなアプローチであり、受賞者は瀬戸内海の文脈のなかで何を創造するかを楽しみにしています」。