代官山ヒルサイドテラス50周年を記念して。展覧会「アーバンヴィレッジ代官山のすべて」ほかイベントを多数開催

今年で第1期の竣工から50周年を迎える代官山ヒルサイドテラス。これを記念して、展覧会「HILLSIDE TERRACE 1969-2019 -アーバンヴィレッジ代官山のすべて-」が開催されるほか、出版やシンポジウム、コンサートなど一連のイベントが行われる。会期は11月9日〜12月8日。

NEWS / EXHIBITION

渋谷パルコの「PARCO MUSEUM TOKYO」&「GALLERY X」、こけら落としは「AKIRA ART OF WALL」

今年 11月22日に開業する新生・渋谷PARCO。そのなかに位置する「PARCO MUSEUM TOKYO」と「GALLERY X」のこけら落とし展覧会が、 渋谷PARCO建て替え工事の仮囲いを美術演出した「ART WALL」を再度巨大コラージュ作品として展示する「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」に決定した。

NEWS / EXHIBITION

妊夫たちが映し出す、未来の性のあり方とは? 内海潤也評「岡田裕子 ダブル・フューチャー」展

女性や夫婦、家族をめぐるジェンダー的問題や社会的なまなざしの歪みを、批判的かつユーモラスに作品へと昇華させてきた作家岡田裕子。この夏ミヅマアートギャラリーで開催された個展では、今年2月に恵比寿映像祭で話題となった《エンゲージド・ボディ》と、15年以上前に制作された「妊娠した男性像」を描いた作品を対比的に見せた。本展から浮かび上がるメッセージをキュレーターの内海潤也が読み解く。

REVIEW

空間を読み替える映像とともに、美術館という場を更新する試み。畑井恵 評「志村信裕 残照」展

千葉県立美術館にて、同県ゆかりの現代美術作家を紹介する展覧会シリーズの第1弾となる「志村信裕 残照」展が開催中だ。映像インスタレーションなどを手掛けてきた新進アーティストの活動を、美術館の構造を生かして章立てし紹介した本展について、千葉市美術館学芸員の畑井恵がレビューする。

REVIEW

許家維とホー・ツーニェンがキュレーション。第7回アジア・アート・ビエンナーレが国立台湾美術館で開催へ

台湾とシンガポールの現代美術を代表するアーティスト、許家維(シュウ・ジャウェイ)とホー・ツーニェン。そのふたりがキュレーションを手がける第7回アジア・アート・ビエンナーレが、10月5日〜2020年2月9日の会期で台湾・台中の国立台湾美術館で開催される。

NEWS / EXHIBITION

反復する空間とその奥行き、あるいは思索の世界。飯岡陸評 木村友紀「Reception」展

写真や映像、立体などを用いて、空間や時間、次元をテーマにしたインスタレーション形式の作品を発表してきた木村友紀。日本では4年ぶりとなる個展「Reception」では、時間や物質、イメージについての思索を展示空間へとひろげた。本展の新作インスタレーションを、キュレーターの飯岡陸が読み解く。

REVIEW

全長200メートルを超える「反・戦争・絵画」を目撃せよ。岡本信治郎を中心とした10人の画家による「地球・爆」展が愛知県美術館で開催

日本の1960年代のポップ・アートを代表する画家・岡本信治郎を中心とした絵画プロジェクト「地球・爆」。戦争をテーマとした同プロジェクトによる、200メートルを超える絵画連作を一挙公開する展覧会「地球・爆―10人の画家による大共作展」が、愛知県美術館で開催される。会期は11月1日~12月15日。

NEWS / EXHIBITION

過去から続く死者の空間「越路山」に紡ぐモノたちの物語。青野文昭の個展がせんだいメディアテークで開催

壊れたものや拾い集めたものを「なおす」ことを主題に、一貫した表現活動を行ってきたアーティストの青野文昭。その個展「青野文昭 ものの, ねむり, 越路山, こえ」が、せんだいメディアテークで開催される。本展では、市民の提供によるタンス数十棹を用いた巨大な新作インスタレーションも発表。会期は11月2日~2020年1月12日。

NEWS / EXHIBITION