新たなる写真の「印刷」への挑戦。迫鉄平が個展でシルクスクリーンの新作を発表
写真の持つ特性と限界を考察しながら「写真のようなもの」を追求する迫鉄平の個展「All Along The Watchtower」が、愛知県名古屋市のYEBISU ART LABOで開催される。会期は10⽉5⽇~11⽉10⽇。
![](https://bt.imgix.net/magazine/20559/main/1568734153356_29e847e4cb00a495f542fcb978590d44.jpg?auto=format&fm=jpg&w=1472&h=828&fit=clip&rect=479,0,7667,4313&v=14)
「写真のようなもの」を追求する迫鉄平の個展「All Along The Watchtower」が、愛知県名古屋市のYEBISU ART LABOで開催される。会期は10⽉5⽇~11⽉10⽇。
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迫は1988年大阪府生まれ。2014年に京都精華大学大学院芸術研究科前期博士課程を修了した。15年には、第38回公募キヤノン写真新世紀グランプリを受賞した。加納俊輔、上田良とのアーティストユニット「THE COPY TRAVELERS」として活動しながら、「CHILLTOWN」(VOU、京都、2017)、「FLIM」(SproutCuration、東京、2018)と連続的に個展を開催する気鋭のアーティストだ。
これまで瞬間を切り取るスナップ写真の技法を応用した動画作品や、複数の瞬間を一枚の写真に畳み込むスナップ写真のシリーズにおいて、「決定的瞬間」から被写体と鑑賞者を解放することを試みてきた迫。本展ではシルクスクリーンの新作を発表。原稿の製版や、4色分解での分版・再構築などのプロセスに介入することで、新たな写真の「印刷」への挑戦を見せる。
![](https://bt.imgix.net/magazine/20559/content/1568735413043_4373b08fc23693925647d7c4ded079e9.jpg?auto=format&fm=jpg&w=1920&h=1080&fit=max&v=0)