
「毛利悠子 Recompose」(横浜美術館)開幕レポート。ヴェネチアから横浜へ、変化し続ける「共生」のかたち
2024年の第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で日本館代表を務めた毛利悠子。その展示を新たな環境で再構築する「毛利悠子 Recompose」が横浜美術館で開幕した。水の循環や果物の変化を通して、もの同士の目に見えない関係を浮かび上がらせる会場をレポートする。


2024年の第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で日本館代表を務めた毛利悠子。その展示を新たな環境で再構築する「毛利悠子 Recompose」が横浜美術館で開幕した。水の循環や果物の変化を通して、もの同士の目に見えない関係を浮かび上がらせる会場をレポートする。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

東京・上野の東京都美術館で、同館の開館100周年を記念した展覧会「この場所の風景―上野・大牟田・ブエノスアイレス」が開幕した。会期は10月7日まで。会場の様子をレポートする。

6月19日から21日の3日間、渋谷PARCOでアート、ファッション、音楽、映画を通じて様々な価値観や表現に触れる「ダイバーシティ」をテーマにした「プライド2026」が開催された。そのプログラムのひとつとして、アーティスト・グループのダムタイプが1994年に発表した舞台作品《S/N》の記録映像上映会が行われた。当時のダムタイプのメンバーであったブブ・ド・ラ・マドレーヌと山中透を迎えたアフタートークの様子をレポートする。

大阪府と一般社団法人日本現代美術振興協会(APCA)は、令和8年度の「大阪府所蔵美術作品活用活性化事業」を開始。大阪南港の「ATCアートウィンドウ」で「大阪トリエンナーレ」(1990〜2001)の特集展示を開催するほか、「コレクション展①・②」として檜山真有と長谷川新によるキュレーション展も実施する。

政府は7月21日、「経済財政運営と改革の基本方針2026」(骨太の方針)を閣議決定した。文化芸術政策では、官民連携による「メディア芸術ナショナルセンター(仮称)」の機能を有する拠点の整備を明記。マンガ、アニメ・特撮、ゲームなどの制作資料を収集・保存し、研究や人材育成、展示、情報発信へとつなげる全国的なハブの整備が進められる。

第6回
『美術手帖』創刊77周年を記念して開催された「第17回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、富井玲子、星野太の四氏による選考の結果、一席に寺町英明、次席に久保田荻須智広、渡邉武徳、佳作に石川嵩紘、大友渉、吉見太一が選出された。ここでは、一席に選ばれた寺町英明「寝そべって見る革命──動画、気散じ、統覚の変容をめぐる美学的考察」をお届けする。

ハサミと糊を手に、フォトモンタージュによって既存の女性像を解体し続けてきたリンダー・スターリング。その作品制作は社会の規範を書き換えるための実践でもあった。日本での初個展「LINDER:GODDESS OF THE MIND」(シャネル・ネクサス・ホール)の開催にあわせて来日した作家に、50年超にわたる活動を振り返りながら、フェミニズム、パンク、そしてAI時代のイメージなどについて聞いた。

アンディ・ウォーホルの作品や言葉をデザインした新宿限定のUTme!コレクションが「SHINJUKU ART WEEK」の開催にあわせ、8月5日より新宿エリアの4店舗で販売される。

スウェーデン発のフレグランスブランド、BYREDOが、日本限定のオードパルファン「OBORO(オボロ)」を発売。詩人・吉増剛造を起用したキャンペーンや没入型のリテールエクスペリエンスも展開している。

クリスティーズ、サザビーズ、フィリップスが、2026年上半期および春季の業績を相次いで発表した。3社はいずれも前年同期比で大幅な増収を記録している。

第5回
『美術手帖』創刊77周年を記念して開催された「第17回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、富井玲子、星野太の四氏による選考の結果、一席に寺町英明、次席に久保田荻須智広、渡邉武徳、佳作に石川嵩紘、大友渉、吉見太一が選出された。ここでは、佳作に選ばれた大友渉「演算された幽霊たちの臨床記録──唯物論的還元を超えた、美と愛の対象関係論」をお届けする。

東京・新宿のSOMPO美術館で、同館の開館50周年を記念した展覧会「開館50周年記念 山口華楊展」が開幕した。会期は8月30日まで。会場の様子をレポートする。

ベルギー・ブリュッセルで新しい現代美術館「KANAL」が11月28日に開館する。パリのンピドゥー・センターとの協働による開館展では350点以上の作品を紹介するほか、多数の新作コミッションやパフォーマンス、建築展などを展開し、ヨーロッパ最大級の新たな文化拠点として機能する予定だ。

神奈川県横浜市の横浜市歴史博物館で、企画展「横浜絵の深層-ジャンルか、イメージか、それとも輸出美術か」が開催される。会期は9月5日~10月18日。

ガウディ没後100年とサグラダ・ファミリア「イエスの塔」の完成を記念した没入型VR「永遠なるガウディ〜VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡〜」が、東京・新宿で開催される。会期は8月5日〜12月31日(予定)。

ガラス作家・三嶋りつ惠によるインスタレーション「Bottega Veneta Weaving Light」が、ボッテガ・ヴェネタ 表参道フラッグシップで開催される。会期は7月30日〜8月11日。

東京・虎ノ門ヒルズのTOKYO NODE開催中の「トニー・アウスラー:技術と霊知のはざま~魔術、メディア、アート~」(〜9月27日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介します。

上海当代芸術博物館(PSA)は、2027年11月に開幕する第16回上海ビエンナーレのチーフキュレーターに、元バルセロナ現代美術館(MACBA)館長のフェラン・バレンブリットを任命した。