台湾を代表する金融機関・玉山銀行(E.SUN Bank)は、国際公募展「E.SUN Art Awards 2026」の開催を発表した。台湾最高峰・玉山(ユイシャン/Jade Mountain)を主題とする本アワードは、自然と芸術への深い関心を出発点に、世界中のアーティストに創作の場を開く国際的な美術コンペティションである。
本アワードはこれまでに、5大陸・72ヶ国から延べ5000点以上の応募を集め、台湾を代表する国際美術賞のひとつとして知られてきた。今年の国際部門(外国籍作家対象)では、最優秀賞に賞金3万6000米ドル(約550万円)を授与するほか、特選、優秀賞など複数の賞を設け、優れた表現を顕彰する。


応募テーマは、「玉山」と「音楽」の2つから少なくとも1つを選択する形式となる。「玉山」では、玉山国立公園の自然風景や文化的特質を描き、環境の持続可能性や大地への想いを表現することが求められる。
いっぽう「音楽」は、言語や文化、時空を越えて人々の感情をつなぐ音楽の力を、絵画表現として可視化する試みだ。自然と芸術、さらには音楽という異分野の横断を通じて、環境意識と表現の可能性を広げることが本アワードの狙いである。


応募可能な作品は、油彩、アクリル、日本画を基本とし、作品サイズは72.5×91センチメートル以内。応募は1人1点までで、オンラインによる一次審査応募の締切は7月17日23時59分(台北時間)となっている。一次審査通過後、原作品による本審査が行われ、受賞作は9月下旬に発表される予定だ。
審査は、主催者が招聘する美術分野の著名な研究者や専門家によって行われ、受賞作品は10月から12月にかけて展覧会として公開される。玉山銀行は本アワードを通じて、台湾の自然と文化への理解を深めるとともに、国際的なアーティストの創造性を支援し、芸術が持つ社会的・環境的なメッセージを発信していくとしている。
応募要項や詳細は、公式ウェブサイトにて確認できる。



























