銀座メゾンエルメス ル・フォーラムでアンドリウス・アルチュニアンの日本初個展「Obol」開催

エルメス財団はアルメニア/リトアニアのアーティスト・作曲家であるアンドリウス・アルチュニアンの日本で初個展となる「Obol」を開催する。

アンドリウス・アルチュニアン Below (For the Ones That Murmur) 2024 Courtesy of the artist Photo by Dat Bolwerck, Zutphen

 エルメス財団は、アルメニア/リトアニアのアーティスト・作曲家であるアンドリウス・アルチュニアンの日本で初個展となる「Obol」を銀座メゾンエルメス ル・フォーラムで開催する。会期は2月20日~5月31日。ゲスト・キュレーターはThe 5th Floorのディレクター・岩田智哉。

 アルチュニアンは1991年アルメニア/リトアニア生まれ。「聴く」ことのハイブリッドな形式、ヴァナキュラーな知識、そして現代的な宇宙論を扱うアーティスト・作曲家。第59回ヴェネチア・ビエンナーレ(2022年)においてアルメニア・パビリオン代表として参加した。

 しばしば時間を粘性をもつ催眠的な力として扱い、音楽を「歪んだ時間の建築」と捉えるアルチュニアンは、ヴァナキュラーな実践、思弁的な儀礼、そして政治的同調と音の調和のあいだのパラレルな関係を探求し続けている。本展は秘教的文献、神話の断片、トランス、消失の象徴が「地下レイヴの美学」を通して立ち現れるもので、「冥界者のためのクラブ」として、時間・未来・神話についての問いを投げかけるという。