MAGAZINE

気候変動とコロナ禍の現代、アートはエコロジーをどう扱うか? 『美術手帖』6月号は「新しいエコロジー」特集

『美術手帖』2020年6月号は「新しいエコロジー」特集。気候変動の問題に取り組むオラファー・エリアソンや、「デジタルネイチャー」を提唱する落合陽一、動植物などを作品に取り込んできたピエール・ユイグといった国際的に活躍するアーティストが登場。新しい自然観や環境観を提示する、現代美術の最新動向に迫る。

NEWS / HEADLINE

オンラインで世界の演劇を堪能しよう。「くものうえ⇅せかい演劇祭」がキリル・セレブレンニコフ監督作品『The Student』を独占配信

新型コロナウイルス感染拡大予防のため中止となった静岡の「ふじのくに⇄せかい演劇祭 2020」。この代替策として、4月25日よりオンライン企画「くものうえ⇅せかい演劇祭」が配信されている。本企画では、ロシア人演出家で映画監督のキリル・セレブレンニコフによる長編映画『The Student』を日本初公開。世界各地の国際映画祭で話題をさらった本作に注目だ。配信は5月5日〜6日。

NEWS / HEADLINE

前橋の老舗旅館が「SHIROIYA HOTEL」として再生。設計は藤本壮介でレアンドロ・エルリッヒも参加

群馬・前橋で江戸時代に創業し、約300年の歴史を持ちながらも2008年に廃業した白井屋旅館が「SHIROIYA HOTEL」として20年夏に復活する。設計は藤本壮介が手がけ、レアンドロ・エルリッヒが共用部分のアートワークを務めるなど、多彩な分野のつくり手が参加する。

NEWS / HEADLINE

PREMIUM

FBIやCIAも注目する「知覚の技法(The Art of Perception)」とは何か? 主宰のエイミー・ハーマンが語る

FBI、CIA、アメリカ陸海軍、国土安全保障省、警察、医療従事者など国家の安全、公衆衛生の専門家をはじめとし、幅広い業種に従事する人々を対象に、アートを介して観察力を向上させる「知覚の技法(The Art of Perception)」というプログラムが開催されている。本プログラムを主宰するエイミー・ハーマンに話を聞いた。

INTERVIEW

第22回

Museum from Home:TOTOギャラリー・間「増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。」

新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会の展示風景を紹介する「Museum from Home」。第23回は3月22日までの会期を残して3月3日から臨時休館となり、その後閉幕したTOTOギャラリー・間「増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。」をご紹介します。

北京のユーレンス現代美術センターが再開へ。「運営能力が試される」

北京・798芸術区にあるユーレンス現代美術センター(UCCA)が5月21日に再開を決定。コロナ危機のなかで「アートとは何のためのものなのか」ということを問いかけるグループ展「Meditations in an Emergency」や、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーとコラボレーションした「エリザベス・ペイトン展」が開催予定だ。

NEWS / HEADLINE

#StayHome に彩りを。コーヒー染めの布とドライフラワーが合わさる「Hyle」のプロダクトに注目

コーヒーやワインといった日常的な飲料を、染料や素材としてとらえ直すプロジェクトユニット「Hyle」。今回、フラワーデザイナー木野園子(qui no)とタッグを組み、ドライフラワーとコーヒー染めのリボンやキャンバスを合わせた平面作品とミニスワッグを制作した。各プロダクトは、ÉCRU. GINZAのオンラインストアから購入可能だ。

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