アウトサイダーの精神で美術の枠組みを揺るがす。NANZUKA代表・南塚真史インタビュー

6月に新たなフラッグシップギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」をオープンさせたNANZUKA。渋谷と心斎橋のPARCOにある「2G」や、中目黒の「3110NZ by LDH Kitchen」なども手がけ、既存の枠組みを超えたかたちで存在感を放っている。代表の南塚真史にこれまでの歩みや、ギャラリストとして大切にしていることなどを聞いた。

INTERVIEW

第7回

プラド美術館からアムステルダム国立美術館まで。TikTokで注目すべきヨーロッパ美術館をピックアップ

いかに鑑賞者とゆるやかにつながり、そしてファンになってもらえるか。この課題を解決するため、国内外を問わず、多くの美術館がTwitterやInstagram、FacebookなどSNSアカウントを立ち上げ、発信を行っている。そして近年、TikTokのアカウントを開設し、積極的に発信を行っている美術館が増加中だ。そのなかでも特に活動が活発な、ヨーロッパの美術館アカウントをピックアップし、紹介していく(PR)。

北斎や若冲の作品世界に没入しよう。「巨大映像で迫る五大絵師」展の見どころをチェック

葛飾北斎、歌川広重、俵屋宗達、尾形光琳、そして伊藤若冲といった日本美術史を代表する五大絵師の作品世界を超高精細デジタル映像で再現する「『巨大映像で迫る五大絵師』-北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界-」展が、7月16日〜9月9日に大手町三井ホールで開催。その見どころを本展の監修者・小林忠の言葉とともに紹介する。

NEWS / REPORT

「パビリオン・トウキョウ2021」で見る会田誠、草間彌生らの「パビリオン」。「役に立たなくとも心に残るものを」

8人+1組のアーティスト、建築家らがそれぞれ独自の「パビリオン」を設計し、国立競技場を中心とする都内9ヶ所に設置するプログラム、Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13「パビリオン・トウキョウ2021」が7月1日に始まった。その見どころをお届けする。

NEWS / REPORT

描く、書く、掻く、欠く、画く──ドローイングの拡張から見出されるもの。檜山真有評 鈴木ヒラク+大原大次郎発案「ドローイング・オーケストラ」

アーティスト鈴木ヒラクと、デザイナー大原大次郎の発案によるプロジェクト「ドローイング・オーケストラ」。異なる背景を持つ8名のアーティストが集まり、線を「かく(描く/書く/掻く/⽋く/画く)」という⾏為を通して協働の空間を切り拓く、広義での「ドローイング」セッションだ。この試みから見出されるものとはなにか? キュレーターの檜山真有がレビューする。

REVIEW

空中に咲くランや光輝く彫刻群。東京・豊洲の「チームラボプラネッツ」に「Garden Area」が新設

開館から3年目を迎える東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」にふたつの大型庭園作品が加わり、新たに「Garden Area」が7月2日にオープン。空中に咲く無数のランの花々に埋め尽くされる庭園と、光輝く卵形の彫刻群が広がる苔庭によって構成される同エリアの見どころとは?

NEWS / REPORT

四代にわたり収集された品々が語る近代実業家の文化投資。「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」が三菱一号館美術館で開幕

国宝・重要文化財を含む三菱4代にわたる収集品を、静嘉堂文庫美術館、東洋文庫ミュージアム、三菱経済研究所の収蔵品100点あまりで展覧する展覧会「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」が三菱一号館美術館で開幕した。そのハイライトをレポートする。

NEWS / REPORT