麻布台ヒルズギャラリーで、「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」が開催される。会期は6月27日〜9月15日。
2025年は高畑勲(1935〜2018)の生誕90年であり、高畑が大きな影響を受けた太平洋戦争終戦から80年が経過する年であることから、今夏の開催が決定したという。
本展の企画協力はスタジオジブリで、「火垂るの墓」に着目した展示も予定されている。またティザービジュアルは「火垂るの墓」に加え、高畑の初期作品でありいまだに高い認知度を誇る「アルプスの少女ハイジ」のダブルビジュアルとなった。
高畑勲がスタジオジブリで活動する以前の作品で培った技術や彼の思想、そしてスタジオジブリでつくられた映画を、改めて見返す機会となりそうだ。
なお、本展は秋からフランス・パリに巡回する。
