元メット・ブロイヤーの建物が「フリック・マディソン」美術館に。3月開館予定
ハンガリー出身の建築家マルセル・ブロイヤーが設計し、メトロポリタン美術館の分館「メット・ブロイヤー」として使われていた建物が、ニューヨークの美術館「フリック・コレクション」の分館として3月18日に開館することが発表された。
ハンガリー出身の建築家マルセル・ブロイヤーが設計し、メトロポリタン美術館の分館「メット・ブロイヤー」として使われていた建物が、ニューヨークの美術館「フリック・コレクション」の分館として3月18日に開館することが発表された。
東京オペラシティ アートギャラリーで4月より開催予定だった「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」の開催延期が決定した。これを受けて、当初同時開催を予定していた「ガンダーによる収蔵品展」を全館で開催する。会期は4月17日〜6月20日。
ルイ・ヴィトンは、大阪に国内2つ目となるエスパス ルイ・ヴィトンをオープンさせた。エスパス ルイ・ヴィトン大阪のオープニング記念展は、ジョアン・ミッチェルとカール・アンドレの2人展「Fragments of a landscape (ある風景の断片) 」展だ。
新型コロナウイルスの影響による資金不足で、メトロポリタン美術館がコレクションの一部の売却を検討していることがわかった。
黒田辰秋や河井寬次郎ら芸術家・文化人との関わりも深い、京都・祇園の和菓子店「鍵善良房」が、美術工芸や京都の文化を紹介する美術館「ZENBI-鍵善良房-」と、ミュージアムショップ「Zplus」をオープン。開館記念展「黒田辰秋と鍵善良房ー結ばれた美への約束」が6月27日まで開催中だ。
2008年、常設作品を中心として開館した十和田市現代美術館。同館が、開館以来初となる常設作品の入れ替え、展示室の増築、寄託作品の展示を行う。4月には塩田千春、12月にはレアンドロ・エルリッヒの作品が新たに公開される。
平山郁夫、東山魁夷、片岡球子の贋作版画の流通が判明。業界団体や販売した可能性のある百貨店が対応に追われている。
凸版印刷株式会社は株式会社美術出版社とともに、文化庁「文化芸術収益力強化事業」のひとつである「デジタル技術を活用した映像配信による新たな収益基盤の確保・強化」として、「サバイブのむすびめ」を発足。5回に渡るトークイベントを中心に、文化芸術分野の収益力強化の可能性を探る。
滋賀県甲賀市にあるMIHO MUSEUMが、春季特別展「MIHO MUSEUMの現代美術」を事前予約制にて開催。同館のコレクションから岸田劉生、バーナード・リーチ、河井寛次郎、黒田辰秋、棟方志功などの近現代の作品が一堂に並ぶ。会期は3月13日~6月13日。
タイを代表する映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンの新作映像作品が、札幌の地下歩道で4月1日から上映される。同作は、札幌文化芸術交流センターSCARTSが企画する「西2丁目地下歩道映像制作プロジェクト」の一環として制作されたもので、作家初のパブリック・アート作品となる。
20万冊の古典籍(漢籍・和書)と6500点の東洋古美術品を収蔵する世田谷区岡本の静嘉堂文庫美術館。2022年には、展示ギャラリーを東京・丸の内の明治生命館内に移転予定。コレクションから国宝7点をすべて展示するという移転前最後の展覧会「旅立ちの美術」に注目だ。会期は4月10日~6月6日。
戸谷成雄、舟越桂、伊藤誠、青木野枝、三沢厚彦、西尾康之、棚田康司、須田悦弘、小谷元彦、金氏徹平、長谷川さちの総勢11名の現代彫刻家が参加する展覧会「オムニスカルプチャーズ-彫刻となる場所」が武蔵野美術大学美術館で開催される。会期は4月5日〜6月20日。
植民地支配下や戦争で占領された国家から、略奪や盗掘などによって不当に持ち出された文化財について、オランダ政府が本来あるべき国へと返還する方針を発表した。
大正~昭和初期の商業美術の世界で時代を先導する足跡を残した「意匠の天才」小村雪岱(こむら・せったい、1887~1940)。その代表作とともに、明治工芸の数々を通して、「江戸の粋」から「東京モダン」までの系譜を振り返る特別展「小村雪岱スタイル―江戸の粋から東京モダンへ」が日本橋の三井記念美術館で始まった。
日本を代表するクリエイティブディレクターのひとである佐藤可士和。その過去最大規模となる個展が、六本木の国立新美術館で始まった。数々の代表作が並ぶ展示に注目だ。
東急株式会社が渋谷の街なかで展開していた「SHIBUYA BOXING ART」が、ニューヨークを拠点にするアーティスト・篠原有司男の作品と酷似しているにも関わらず作家本人の広告への理解を得ていなかったことを受け、同社が謝罪。篠原がコメントを発表する事態へと展開した。この出来事の顛末を追う。
今週スタートした展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
ロベール・ドアノー(1912~94)の作品を、音楽を切り口に約200点紹介する展覧会「写真家ドアノー/音楽/パリ」が、2月5日に東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開幕した。
コロナの影響で5月に延期された「アート・バーゼル香港2021」が、香港に渡航できない出展ギャラリーに向けて無人ブースのオプションを提案。代わりに主催者が任命したアシスタントをブース内で配置するという。
歴史ある東京の伝統産業を現代美術で表現するオンライン展覧会「江戸東京リシンク展」が3月上旬に開催。舘鼻則孝のディレクションによる本展では、舘鼻が伝統産業を受け継ぐ事業者とコラボレーションした作品に加え、映像や写真などの資料を展示する。