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「ニュイ・ブランシュKYOTO2022」に見る、日仏の未来に希望をつなぐ現代アート
京都市とアンスティチュ・フランセ関西が毎秋開催する「ニュイ・ブランシュ KYOTO」。10月1日、今年で12年目を迎える現代アートの祭典が京都の夜を明るく彩った。このなかから、いまも見ることができる作品を中心に紹介する。
京都市とアンスティチュ・フランセ関西が毎秋開催する「ニュイ・ブランシュ KYOTO」。10月1日、今年で12年目を迎える現代アートの祭典が京都の夜を明るく彩った。このなかから、いまも見ることができる作品を中心に紹介する。
昭和から平成にかけて活躍した日本画家・片岡球子。その歴史上の人物を独自の解釈で表現した「面構」シリーズを展示する「面構(つらがまえ) 片岡球子展 たちむかう絵画」がそごう美術館で開催される。会期は2023年1月1日〜1月29日。
現代美術への新たな入口や関係性を築くことを目指し、2013年にスタートしたオルタナティブなアートフェア「3331 ART FAIR」。その11回目となる今年のフェアは、10月29日と30日(プレビューは28日)の会期で開催される。
岡本太郎の回顧展としては史上最大規模となる「展覧会 岡本太郎」が、大阪展(大阪中之島美術館)を経て東京会場(東京都美術館)へと巡回、開幕を迎えた。大阪展とは大きく異なる構成に注目だ(図版はすべて(c)岡本太郎記念現代芸術振興財団)。
自身の家族と恩師の家族を撮影した映像作品《繋》で第24回写真「1_WALL」グランプリを受賞した白井茜。その個展「とどまって、聞いている」が銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。会期は10月25日〜11月26日。
アートオークションでは日本初となるダッチオークション「Artfield Artists」が、10月21日に東京・青山グランドホテル グランドホールで開催される。
東京・上野の東京国立博物館で、開館150年を記念して同館所蔵の国宝をすべて公開する特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」が開幕した。会期は12月18日まで(会期延長)。
ともにシュルレアリスムから影響を受けた画家・藤野一友と美術家・岡上淑子。ふたりの活動をふたつの個展形式で紹介する特別展「藤野一友と岡上淑子」が福岡市美術館で開催する。会期は11月1日〜2023年1月9日。
人間社会が大きく変化する現代において、「人間こそがなしうるもの」を問い直す特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」が京都市京セラ美術館で開催される。会期は2023年3月9日〜6月4日。
「ゲルハルト・リヒター展」が豊田市美術館に巡回。巨大抽象画《ビルケナウ》(2014)、「フォトペインティング」「アブストラクト・ペインティング」「カラーチャート」といった代表的なシリーズから近年のドローイング、そして同会場のみで展示される2022年の最新作まで、あわせて約140点が展示されている。
11月18日より第2回目の開催が予定されるアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」。その新企画として、サテライトプログラム「Flowers of Time」が京都・本願寺伝道院で開催。出展アーティストも発表された。会期は11月10日〜20日。
美術系大学・専門学校の目玉イベントとして毎年注目を集める「芸祭」。この秋3年ぶりのリアル開催が実施される都内の芸祭をピックアップし、紹介する。
環境活動団体「Just Stop Oil」のメンバーが、ロンドンのナショナル・ギャラリーでゴッホの名作《ひまわり》にトマトスープと見られる液体を投げつけるという騒動を巻き起こした。
「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに、今年で第15回目の開催となる「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022」が、東京ミッドタウン内で開幕した。今年のイベントの見どころや関連イベントをレポートで紹介する。
渋谷PARCOで10月17日まで開催中のカルチャーイベント「P.O.N.D.」。「IN DOUBT/見えていないものを、考える。」をテーマにした、新進気鋭の作家たちの表現が集まるこのイベントのハイライトをレポートする。
11月1日、愛知・長久手市の愛・地球博記念公園内に「ジブリパーク」が開園する。第一期開園エリアの「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」についてレポートする。
今週開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
名古屋のシンボルである名古屋テレビ塔。この高さ178.7メートルの自立式鉄塔が、重要文化財に新指定された。
金沢の私設美術館「KAMU kanazawa」が8つ目となる新たなスペース「KAMU SsRg」をオープンさせる。同スペースに展示されるのはサイモン・フジワラの《Once Upon a Who?》だ。
イギリスでもっとも物議をかもすアーティストのひとりである、ダミアン・ハースト。彼の新しいプロジェクトでは、自身の大量の作品を焼却することで、美術作品の「価値の移行」を見せつけた。