
「茶の湯の美学 ―利休・織部・遠州の茶道具―」(三井記念美術館)開幕レポート。茶の湯の伝説的名品が一堂に
東京・日本橋の三井記念美術館で、千利休、古田織部、小堀遠州の美意識に焦点を当てた展覧会「茶の湯の美学 ―利休・織部・遠州の茶道具―」が開幕した。会場の様子をレポート。

東京・日本橋の三井記念美術館で、千利休、古田織部、小堀遠州の美意識に焦点を当てた展覧会「茶の湯の美学 ―利休・織部・遠州の茶道具―」が開幕した。会場の様子をレポート。

ナイジェリア系イギリス人アーティストのインカ・ショニバレ CBEの個展「サスペンデッド・ステーツ」がサーペンタイン・サウスで開幕した。ロンドンにおいてのショニバレの20年ぶりの個展となる本展では、初公開の作品を含めて、カラフルでリズミカルなアフリカのろうけつ染めの図柄を多用しながら、ヨーロッパ諸国による植民地支配の歴史とその遺産、難民たちや彼らの避難場所などをテーマとしたものが並ぶ。

青森県内にある現代美術を扱う5つの美術館・アートセンター(青森県立美術館、青森公立大学 国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館)が連携し、新しいアートフェスティバル「AOMORI GOKAN アートフェス2024」をスタートさせた。その内容をレポートする。

世界屈指のジュエラーであるティファニーが、エキシビション「『ティファニー ワンダー』技と創造の187年」 をTOKYO NODEで開催中だ。会期は6月23日まで。

日本最大規模の写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024」が今年もスタート。メインプログラムに参加した10ヶ国13組のアーティストらは、テーマである「SOURCE」を切り口に、どのような作品やその解釈を展開するのだろうか。

雪舟が後の世の絵師たちにいかに参照され、「画聖(カリスマ)」として神格化されていったのかを探る特別展「雪舟伝説─『画聖(カリスマ)』の誕生」が、京都国立博物館で開幕した。会場をレポートする。

生誕1250年記念特別展「空海 KŪKAI─密教のルーツとマンダラ世界」が奈良国立博物館で開幕。平安時代の僧・空海の生涯と、空海が日本に伝えた密教ならびにそのルーツを全5章で辿る展覧会だ。

2022年2月よりエントランス棟の増築工事を行ってきた大阪・中之島の大阪市立東洋陶磁美術館がリニューアルオープン。それにあわせて、オープン記念特別展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」も開幕した。会期は9月29日まで。

岐阜・高山市の会員制ホテル「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」内に、飛驒高山美術館が開館した。旧飛驒高山美術館の約850点におよぶ美術品コレクションを引き継ぎ、エミール・ガレやルネ・ラリックなどのコレクションを展示する美術館だ。

パリのハイジュエラーであるヴァン クリーフ&アーペルが、パリを拠点とするアーティストのアレクサンドル・ベンジャミン・ナヴェと春を告げるプロジェクト「Spring is Blooming in Tokyo imagined by Van Cleef & Arpels with Alexandre Benjamin Navet」をスタートさせた。会期は5月12日まで。

イラストレーション、ポスター、絵本、書籍、アニメーション映画、絵画、舞台美術など多岐にわたる創作を70年以上続けている宇野亞喜良(1934〜)。その大規模個展「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで始まった。会期は6月16日まで。

鳥取県倉吉市で創業70年以上の歴史を持つ業務用品商社である株式会社丸十が、「アート格納庫M」を開館させた。

ドイツ出身の写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの個展「The Point Is Matter」が、5月11日まで香港のデイヴィッド・ツヴィルナーで開催されている。本展の様子をレポートする。

室町から江戸末期にいたるまで、肉筆による美人画に焦点を当てた特別展「浮世絵の別嬪(べっぴん)さん―歌麿、北斎が描いた春画とともに」が東京・神谷町の大倉集古館で開幕した。会場の様子をレポートする。

戦後のイタリアにおいてはもちろん、世界的にも多大な影響を及ぼしたプロダクトデザインの巨匠、エンツォ・マーリ。彼の大規模なエキシビションがロンドンのデザイン・ミュージアムにおいて、イースターの連休初日である3月29日からスタートした。彼が手がけた作品を見せながら、デザインを通して目指した社会の変革も深く掘り下げる意欲的な展示となっている。会期は9月8日まで。

日本でもっとも人口が少ない県である鳥取県。同県にある鳥取県立博物館の美術分野が独立し、新たに「鳥取県立美術館」が2025年春に開館。その建物が公開された。

シンガポールを拠点に、映像作品を中心に活動するアーティスト、ホー・ツーニェン。その個展「ホー・ツーニェン エージェントのA」が東京都現代美術館で開幕した。会場の様子をレポートする。

銀座エリアの商業施設で、今年開業7周年を迎える「GINZA SIX」。4月5日より開催される春のプロモーション 「GINZA SIX DOKI DOKI 2024」にあわせ、中央吹き抜け部にヤノベケンジの《BIG CAT BANG》が登場した。

大阪・吹田の国立民族学博物館で、水俣病を「伝える」人々とその活動を紹介する企画展、みんぱく創設50周年記念企画展「水俣病を伝える」が開催されている。会期は6月18日まで。

アジア最大のビジュアル・カルチャー美術館であるM+(香港)で現在、靉嘔の香港初個展「Ay-O:Hong Hong Hong」が開催中だ。