江戸時代の「いにしえが、好きっ!」。『聆涛閣集古帖』を国立歴史民俗博物館で深掘りする
千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館に収蔵されている、考古資料、文書・典籍、美術工芸品などの歴史資料を記録した江戸後期編纂の『聆涛閣集古帖』。この図譜集に記録された古器物が「いまどうなっているのか」という観点で、その原品や複製・模造品等を集めて立体的に展示する「いにしえが、好きっ!-近世好古図録の文化誌-」が始まった。会場の様子をレポートする。
千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館に収蔵されている、考古資料、文書・典籍、美術工芸品などの歴史資料を記録した江戸後期編纂の『聆涛閣集古帖』。この図譜集に記録された古器物が「いまどうなっているのか」という観点で、その原品や複製・模造品等を集めて立体的に展示する「いにしえが、好きっ!-近世好古図録の文化誌-」が始まった。会場の様子をレポートする。
BMWが東京・原宿に、自動車を展示するとともにアーティストやクリエイターによるコラボレーションやワークショップを実施する「FREUDE by BMW」をオープン。第1弾となるポップアップ・エキシビション「FREUDE by BMW - CONNECTED THROGH TIME」もスタートした。
ショッピングモールの文化的意義を考察する展覧会「モールの想像力-ショッピングモールはユートピアだ」が、髙島屋史料館 TOKYOで開幕した。会期は8月27日まで。
社会に深く影響を与えるデザインを「The Original」と定義し、トレンドに流されることのないその魅力と影響力をひも解き、見つめ直す企画展「The Original」が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTでスタートした。会期は6月25日まで。
北欧の暮らしにおける美しいデザインの数々から、その思想を「織田コレクション」を中心に垣間見ることができる「日本橋高島屋開店90年記念『ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展』」が東京・日本橋でスタートした。「織田コレクション」を所有する北海道東川町のデザインミュージアム設立の動きにも注目だ。
ルーヴル美術館の膨大なコレクションから「愛」をテーマにした73点の絵画を紹介する「ルーヴル美術館展 愛を描く」が国立新美術館で始まった。本展の見どころをレポートする。
山梨県立美術館で、新たな企画シリーズとなる「LABONCHI(ラボンチ)」の第1弾となるたかくらかずきの個展「メカリアル」が始まった。リアルとバーチャルの両面で展開する本展の様子をお届けする。
2023年2月10日よりオランダのアムステルダム国立美術館で開催されている史上最大規模のフェルメール展。ここに《真珠の耳飾りの少女》を出品しているマウリッツハイス美術館が、その「不在」を大胆な展示へと変えた。
第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示で発表されたダムタイプの新作《2022》が、《2022: remap》として再構築されアーティゾン美術館で公開されている。
幕末の浮世絵師・歌川国芳の門下でともに腕を磨き、浮世絵衰退の時代に奮闘した2人の絵師、落合芳幾と月岡芳年。そのライバル対決を描いた展覧会「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」が東京・丸の内の三菱一号館美術館でスタートした。
豊田市美術館で巡回なしのユニークな企画展「ねこの細道」が開幕を迎えた。このタイトルが示すものとは?(本稿ではすべて「ねこ」と表記する)
千葉・木更津にある農、食、アート、自然などを楽しむことができる施設「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」。本施設に展示されているアート作品や、今年2月にオープンした「地中図書館」を紹介する。
身体に介入するゆらぎの感覚を通じて、知覚探究を試みる4人のアーティストによるグループ展「Interference(インターフェアレンス)」が、銀座メゾンエルメス フォーラムで始まった。本展の見どころをレポートする。
ただただ現実を見つめ続け、見たものをそのままに表現しようとした彫刻家、アルベルト・ジャコメッティ。その展覧会がエスパス ルイ・ヴィトン大阪で幕を開けた。会期は6月25日まで。
医療研究財団ウェルカム・トラストによって行われている「マインドスケープス」プロジェクトの東京発表会でもある「MINDSCAPES TOKYO WEEK」が、東京・有楽町にあるYAU STUDIOで開催中だ。会期は2月28日まで。
近代日本画の流れを牽引し続けた早逝の画家・速水御舟。その画業の全貌を明かす大規模な回顧展が、茨城県近代美術館ではじまった。会期は3月26日まで。
15名/組の現代アーティストの作品を手がかりに、「ケア」の在り方を問い直す展覧会「ケアリング/マザーフッド:『母』から『他者』のケアを考える現代美術」が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで始まった。会期は5月7日まで。
60人以上のアーティストによるLGBTQ+に関連する多様な作品を紹介する展覧会「Myth Makers-Spectrosynthesis III」が、4月10日まで香港のアートセンター「大館(タイクン)」で開催中。「クィア神話」を手がかりにした本展の見どころをレポートする。
今年生誕140年となるマリー・ローランサンと、様々な才能がジャンルを超えて交錯するパリ・モードの世界を堪能できる展覧会「マリー・ローランサンとモード」が2月14日に開幕した。本展は、Bunkamura ザ・ミュージアム長期休館前最後の展覧会となる。会期は4月9日まで。
文化財や美術品などを超高精細映像の8K技術を利用して記録、保存、活用する取り組みの一環として、「8Kだから見えてくる ルーブル美術館 空間を超えた映像アート体験」が東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]でスタートした。