
「版画の青春 小野忠重と版画運動」(町田市立国際版画美術館)開幕レポート。小野忠重の活動を通じて版画運動の諸相を探る
小野忠重の旧蔵品を中心とした約300点の作品を通じて、1930〜40年代の版画運動を牽引した「新版画集団」「造型版画協会」の諸相を探る展覧会「版画の青春 小野忠重と版画運動」が町田市立国際版画美術館でスタートした。会期は5月19日まで。

小野忠重の旧蔵品を中心とした約300点の作品を通じて、1930〜40年代の版画運動を牽引した「新版画集団」「造型版画協会」の諸相を探る展覧会「版画の青春 小野忠重と版画運動」が町田市立国際版画美術館でスタートした。会期は5月19日まで。

東京・恵比寿の東京都写真美術館で写真家・木村伊兵衛(1901〜1974)の展覧会「木村伊兵衛 写真に生きる」が開幕した。会期は5月12日まで。

昨年4月より長期休館中の複合文化施設「Bunkamura」を会場に、「渋谷ファッションウイーク2024春」の一環としてアーティスト・西野達、サウンドアーティスト・evalaによる新作インスタレーションが展示されている。会期は3月24日まで。

東京・六本木の泉屋博古館東京で、日本画家・木島櫻谷(1877〜1938)の連作「四季連作大屏風」や、櫻谷が影響を受けた円山・四条派の画家に焦点を当てた企画展「ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる『生写し』」が開幕。会場の様子をレポートする。

抽象絵画の巨匠であるピエール・スーラージュと書の巨匠・森田子龍。このふたりを同時に見せることで、芸術家の出会いを振り返る世界初の展覧会「スーラージュと森田子龍」が兵庫県立美術館で始まった。会期は5月19日まで。

2001年に開催されている、日本国内では最大規模を誇る国際芸術祭のひとつである「横浜トリエンナーレ」。その第8回となる「野草:いま、ここで生きてる」が開幕した。

ヨーロッパ最大級のアーバン・アート作品を所蔵する美術館「Museum of Urban and Contemporary Art (MUCA)」。そのコレクションを紹介する展覧会が森アーツセンターギャラリーでスタートした。会期は6月2日まで。

平面美術の領域で国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に毎年開催されている「VOCA展」。その31回目となる展覧会が、東京・上野の上野の森美術館で開幕した。会期は3月30日まで。

9月1日まで「村上隆 もののけ 京都」を開催している京都市京セラ美術館。同館の⽇本庭園に村上隆による約13メートルの巨⼤彫刻作品が登場した。

東京・広尾の山種美術館で、花をテーマに日本画を集めた特別展「花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」が開幕。会期は5月6日まで。

皇居三の丸尚蔵館で4期に分けて開催中の開館記念展「皇室のみやび─受け継ぐ美─」。その第3期「近世の御所を飾った品々」がスタートした。会期は5月12日まで。

東京・上野の国立西洋美術館で、現在の同館が現代の作家にとって学びのある場であるのかを問うために21組の現代美術作家を招く初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開幕。会期は5月12日まで。

国立歴史民俗博物館で「色」をテーマとした館蔵資料展「歴博色尽くし」がスタート。建造物彩色、染織工芸、浮世絵版画、漆工芸、考古遺物、隕鉄剣など、同館の多彩な館蔵資料を紹介し、その「いろ・つや・かたち」が示す人間の営みについて全6章立てで紹介するものだ。会期は5月6日まで。

スイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家、イヴ・ネッツハマーの日本初個展「ささめく葉は空気の言問い」が栃木・宇都宮の宇都宮美術館で開幕。アニメーションとインスタレーションを美術館という場で高度に融合した展示となっている。会期は5月12日まで。

大阪中之島美術館で日本画家・福田平八郎の回顧展 「没後50年 福田平八郎」が開幕した。初期から晩年までの優品約120件を5章にわたり紹介するとともに、素描・写生帖、新発見資料なども合わせて展示することでその魅力に迫るものだ。会期は5月6日まで。

DIC川村記念美術館で、彫刻家カール・アンドレの国内美術館における初となる個展「カール・アンドレ 彫刻と詩、その間」がスタートした。会期は6月30日まで。

「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞を、建築家・山本理顕が受賞。同賞における日本人受賞者は9人目であり、プリツカー賞受賞最多の国となった。

東京・六本木の国立新美術館で、現在社会のあり方に取り組むアーティスト8名と1組の作品による展覧会「遠距離現在 Universal / Remote」が開幕。会期は6月3日まで。

京都・嵐山にある福田美術館が、新たに発見された伊藤若冲による絵巻を初公開した。

令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた現地の伝統工芸。これを受けて秋田市の秋田市文化創造館でクロストーク「『工芸と天災』—能登半島輪島市の現状報告と、天災後に作家が何をできるか考える。」が開催された。そのハイライトをレポートする。