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「iichiko design」に見る河北秀也の哲学。地下鉄から提示し続けた悠久の景色とは

大分県宇佐市の酒造メーカー・三和酒類株式会社が販売するロングセラー商品「いいちこ」。そのアートディレクションを長年手がけてきた河北秀也の個展「イメージの力 河北秀也のiichiko design」がスタートした。本展では、河北が一貫した世界観をつくり上げてきたデザインの数々から、「iichiko design」が提示するストーリーとその狙いについて紹介する。

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干渉し融けあうリアルとバーチャル。ICCで見る私たちの「リアリティ」の行方

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]ギャラリーAで、企画展「多層世界とリアリティのよりどころ」が開催中。「多層世界」シリーズの3回目となる本展では、リアルとバーチャルが共存する多層世界における私たちのリアリティのあり方について、7組のアーティストの作品を通して問いかけている。会期は3月5日まで。

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門外不出の作品も。史上最大規模のフェルメール展がアムステルダム国立美術館で開幕

現存するとされるフェルメールの作品37点のうち、28点がアムステルダム国立美術館に集結。「Vermeer」展が幕を開けた。これまでほとんど知られていなかったフェルメールの人物像に迫る、圧倒的な展示を紐解く(作品の制作年はすべて展覧会公式サイトに基づくもの)。

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“わからない”現代アートをどう楽しむ? 「タグコレ」展で見る、世代を超えたコレクションの進化

ミスミグループ創業者の田口弘によって始まり、長女の田口美和が参画し拡充に努める現代アートのコレクション「タグコレ」。同コレクションを紹介する展覧会「タグコレ 現代アートはわからんね」が、角川武蔵野ミュージアムで始まった。

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アートと技術の対話はどこまであり得るか。恵比寿映像祭2023「テクノロジー?」が考察するその可能性とは

「映像とは何か」を問い続ける国際フェスティバル「恵比寿映像祭2023」が東京・恵比寿の東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほかでスタート。3年ぶりの大規模開催となる本映像祭では、アートと技術との対話の可能性について考察する。

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「ヒグチユウコ展 CIRCUS」はFINAL ENDへ。空想なのにリアルなサーカスの世界

細密なタッチで、愛らしくも怖さを兼ね備える生物や少女、空想と現実を行き交う世界観を描く画家・絵本作家のヒグチユウコ。その大規模個展「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」が森アーツセンターギャラリーで開幕した。全国9会場を経て東京に帰還した本展には幕引きを思わせる副題が冠されており、「CIRCUS」の世界観を堪能できる最後のチャンスになっている。会期は4月10日まで。

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ヴォルフガング・ティルマンスの個展がエスパス LV東京で開幕。厳選した作品21点が並ぶ空間に注目

フォンダシオン ルイ・ヴィトンが主催する「Hors-les-mur(壁を越えて)」プログラムの一環として、ドイツ人アーティストのヴォルフガング・ティルマンスによる個展「Moments of life」が、エスパス ルイ・ヴィトン東京でスタートした。会期は6月11日まで。

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アートは科学とテクノロジーに何をもたらすのか? EUが取り組む「S+T+ARTS(Science, Technology & the ARTS)」

アートの視点を科学とテクノロジーに結び合わせることで、研究やビジネスに展開していくプロジェクト「S+T+ARTS(Science, Technology & the ARTS)」。EU本部のあるベルギーの首都、ブリュッセルで行われたネットワーキングイベントをリポートする。

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30年ぶりのエゴン・シーレ展が東京都美術館で開幕。レオポルド美術館から名品が来日

芸術の爛熟期を迎えたウィーンに生き、28年という短い生涯を駆け抜けた夭折の画家エゴン・シーレ。その世界有数のコレクションを誇るレオポルド美術館の所蔵作品を中心に、ウィーン世紀末美術を揃えた大規模展覧会「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が東京都美術館で幕を開けた。

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左官職人・挾土秀平が非日常空間に創造した自然とつながるアート

東京・天王洲の寺田倉庫G3-6Fで、左官職人・挾土秀平の特別展「土に降る」が開幕した。本展は、日本の伝統的な技術である左官に注目し、ビルも立ち並ぶ天王洲の倉庫空間において、「土」「水」「光」といった自然とつながる美意識を表現する試みとなっている。会期は2月14日まで(会期中無休)。

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