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特別展「眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」(静嘉堂文庫美術館)開幕レポート。茶の湯の歴史を伝える名品が集結

東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で、静嘉堂として8年ぶりの茶道具展となる特別展「眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」が開幕した。会期は11月4日まで。

文・撮影=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長)

展示風景より、ギャラリー2「憧れの茶入―"大名物"、"中興名物"の賞玩」

 東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で、特別展「眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」が開幕した。会期は11月4日まで。

 静嘉堂所蔵の茶道具は、三菱第2代社長・岩崎彌之助(1851~1908)とその嗣子で第4代社長の岩崎小彌太(1879~1945)の父子二代によって、1884年頃から1945年までに収集されたものだ。

展示風景より、《青磁太鼓胴浮牡丹水指》(13世紀、南宋〜元時代)

 本展は静嘉堂として8年ぶりの茶道具展。将軍家や大名家旧蔵の由緒ある墨跡や花入、茶入や名碗をはじめ、著名な茶人たちの眼にかなった、姿、かたちの美しいものから渋みや風格をたたえた作品までが一堂に会す。

展示風景より、《瀬戸肩衝茶入 銘玉津島》(17世紀、江戸時代)

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