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「拡⼤するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ」が開幕。視覚芸術にとどまらないシュルレアリスムの魅力と影響【2/4ページ】

 第1章は「オブジェ―『客観』と『超現実』の関係」では、あらゆる事象を、客体(=オブジェ)として見つめることで「超現実」と向き合ったシュルレアリストたちのオブジェが紹介。

宙に浮かぶのはマルセル・デュシャン《帽子かけ》(1917/1964)
左はマルセル・デュシャン《折れた腕の前に》(1915/1964)、右はジャン(ハンス)・アルプ《植物のトルソ》(1959)

 第2章「絵画―視覚芸術の新たな扉」では、文学的な実験に由来するシュルレアリスムの技法「自動筆記」(オートマティスム)による絵画作品に焦点が当てられる。主観を離れ、無意識が浮かび上がる絵画の多様なバリエーションに注目だ。

本展のメインビジュアルにも使用されたルネ・マグリット《王様の美術館》(1966)と《レディ・メイドの花束》(1957)

編集部