
塩田千春ら世界10組のアーティストが参加。テキスタイルブランド・アルカンターラが見せる「9つの旅」とは?
イタリアを代表するテキスタイルメーカー・アルカンターラが、今年で3回目となるアートプロジェクトをイタリアのミラノ王宮で開催している。「時間を移動する9つの旅」と題された本展に参加した塩田千春をはじめとする世界10組のアーティストたちは何を見せるのか? 現地からのレポートをお届けする。

イタリアを代表するテキスタイルメーカー・アルカンターラが、今年で3回目となるアートプロジェクトをイタリアのミラノ王宮で開催している。「時間を移動する9つの旅」と題された本展に参加した塩田千春をはじめとする世界10組のアーティストたちは何を見せるのか? 現地からのレポートをお届けする。

国際的な建築家を多数輩出する日本。この「建築大国」で連綿とつながってきた日本建築の「遺伝子」を読み解く展覧会「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」が、4月25日から森美術館で開催。国宝《待庵》の原寸大再現ほか、本展の見どころをお届けする。

六本木ヒルズの入り口、66プラザにあるルイーズ・ブルジョワによる蜘蛛の彫刻《ママン》が、期間限定で毛糸をまとった姿になっている。これは六本木ヒルズ開業15周年を記念したもので、インスタレーションを担当したのはテキスタイル・アーティストのマグダ・セイエグ。

寺田倉庫が、美術品修復工房「TERRADA CONSERVATION LABORATORY」を開設したと発表。今後の活用方法に注目が集まる。

「書く」と「描く」の間を主題に、平面や彫刻、パフォーマンスなど様々な表現に取り組んでいる鈴木ヒラクの最新作が展示される個展が、東京・代官山のアートフロントギャラリーで開催される。会期は2018年4月27日から5月27日。

福岡・太宰府天満宮にて、陶芸家の石本藤雄と写真家の津田直の展覧会「太宰府、フィンランド、夏の気配。」が2018年5月12日〜7月1日に開催される。ふたりの作家が向けるまなざしを通して、自然が息づく夏のはじまりを感じることができる展覧会だ。通常は非公開の文書館にも作品が展示される。

清朝皇帝のガラスの美を、エミール・ガレの作品とも比較しながら堪能できる展覧会がサントリー美術館にて開催。イギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館をはじめ、有数のコレクションの中から作品が集結する。会期は4月25日〜7月1日。

東京国立博物館内のTNM&TOPPANミュージアムシアターで『伊能忠敬の日本図』が再上映される。伊能忠敬がどのように日本地図を作成したのか、その偉業をVR作品で学ぶことができる。

現代の中国を代表するポップアーティストとして国内外で活動する徐震(シュー・ジェン)。そのアートプロジェクト「Xu Zhen Store」がAKIO NAGASAWA GALLERY AOYAMAで開催される。会期は5月24日〜9月1日。

17世紀西洋の写実絵画の構図を用いた映像や写真作品を国内外で発表している、小瀬村真美の美術館初個展が東京・品川の原美術館で開催される。会期は2018年6月16日から9月2日。

独自の手法で大作を生み出してきた作家・岡村桂三郎の大規模個展が平塚市美術館で開催。本展は、2008年の神奈川県立近代美術館での個展以来、県内では10年ぶりとなる大規模個展となる。

オランダの美術界を代表する彫刻家、ヘンク・フィシュの個展「At the edges of the cultivated land 耕された土地の端で」が東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催される。日本での展覧会は、2012年にフィシュ自身がキュレーションを務めたアイシェ・エルクメンらとの3人展以来6年ぶり。

女優、モデル、声優、ミュージシャン、そして絵描きと様々な活動を行っているのんの、初めてとなる展覧会が東京・渋谷のGALLERY X BY PARCOで開催中だ。会期は2018年4月19日から5月8日。

「記憶」をテーマに映像や写真作品を中心に制作している松原健の個展「Spring Steps」が、東京・代官山のLOKO GALLERYで開催される。会期は2018年5月18日〜6月13日。本展では「ダンス」をモチーフに、その歴史的背景と熱量を映し出す。

既成品を用いて作品制作を行っている彫刻家・冨井大裕が、東京・有楽町の無印良品内にある展示スペース「ATELIER MUJI」で、無印良品の商品を用いた作品を発表する。会期は2018年4月20日〜6月24日。

東日本大震災やアメリカ同時多発テロ、リーマンショックなど世界各地で絶えず発生するカタストロフ(=大惨事)。六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展として、約40組の作品を通して美術の役割を問う「カタストロフと美術のちから展」が開催される。会期は2018年10月6日~2019年1月20日。

神奈川県の藤沢市アートスペースが、制作・展示支援プログラム「Artist in FAS 2018」の参加者を公募中だ。今回で3回目を迎える同プログラム。応募締切は2018年5月13日(必着)。

タグチ・アートコレクションは、実業家の田口弘が収集した国内有数の現代美術コレクション。その400点を超えるコレクションのなかから、2000年代に制作された約70点を紹介する展覧会が平塚市美術館で開催される。会期は4月21日〜6月17日。

ミニマルな絵画を追求するフランシス真悟、ペインターとしての活動に加え、社会的なプロジェクトにも取り組むクリスチャン・アヴァ、アメリカで独自の抽象画を展開したサム・フランシスの3人展がセゾン現代美術館にて開催される。会期は4月21日〜9月2日。

世界各地の第一線で活躍するドキュメンタリー写真家、フォトジャーナリストを対象とした「世界報道写真コンテスト」の61回目の大賞が決定。そして大賞を含む42名の入賞作品約160点が一堂に集まる展覧会も東京都写真美術館にて開催される。会期は6月9日〜8月5日。