
日本科学未来館が常設展を一部リニューアル。宮島達男による《Life(Ku-Wall)- no.6》を新たに設置
日本科学未来館3階の常設コーナー「零壱庵」に、美術家・宮島達男による《Life(Ku-Wall)- no.6》が新たに追加され、先日一般公開が始まった。この常設展は「生命とは何か?」という究極的な問いに対し、アートを通じて向き合うことを目指している。

日本科学未来館3階の常設コーナー「零壱庵」に、美術家・宮島達男による《Life(Ku-Wall)- no.6》が新たに追加され、先日一般公開が始まった。この常設展は「生命とは何か?」という究極的な問いに対し、アートを通じて向き合うことを目指している。

スウェーデンのガラス・陶器デザイナー、インゲヤード・ローマンの初期から最新作まで約180点を紹介する日本で初めての展覧会が東京国立近代美術館工芸館で開催される。ローマンの日本での仕事にも焦点を当て、日本展だけの内容も予定。会期は9月14日〜12月9日。

本の街として世界的に知られる東京・神保町に建築家が主宰するギャラリー「art gallery & Legion(アートギャラリー アンド・レジオン)」が7月4日にオープンした。こけら落としの展覧会は、テキスタイルで立体作品を手がける五十嵐通代の個展。

グッゲンハイム美術館の創立者であるソロモン・R・グッゲンハイムの姪であり、20世紀を代表するコレクター、ペギー・グッゲンハイムのドキュメンタリー映画『ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪』が公開される。パブロ・ピカソやジャクソン・ポロック、ピエト・モンドリアン、そして夫であったマックス・エルンストら多くのアーティストとの交流がわかる豊富な映像資料や、本人のインタビュー音声によってその波乱に満ちた生涯が生き生きと語られる。渋谷・イメージフォーラムほかで9月公開予定。

東京国立博物館など4館と5つの研究施設を設置している国立文化財機構は7月2日、「文化財活用センター」を開設した。このセンターの目的と役割とは?

山口情報芸術センター[YCAM]が、アートユニット「エキソニモ」を共同キュレーターに迎え、「メディアアートの輪廻転生」展を開催する。本展は、メディア・アートにおける従来の作品保存とは異なる視点から作品の「死」について考え、さらに「転生」させて未来へ伝える可能性を模索するもの。会期は7月21日〜10月28日。

チェルフィッチュを主宰する岡田利規による『NŌ THEATER』が、ロームシアター京都で7月6日から8日までの3日間限定で上演される。本作は、ドイツ有数の公立劇場として知られるミュンヘン・カンマーシュピーレにて、岡田が3シーズンにわたって演出を務めたことでも話題となった。国内上演は、ロームシアター京都のみ。

1950年の設立以来60年以上もの間、アーティストを志す学生たちの登竜門として機能してきた学生のためのアートコンペ「学展」。大賞受賞者にはルーヴル美術館の地下にあるカルーゼル・ド・ルーヴルで作品を展示するチャンスが送られる。

東京都庭園美術館で開催中の「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」展は、300点を超える「ベイ・コレクション」の中から選りすぐりの椅子約90点を展示した世界初の展覧会だ。建築家・伊東豊雄による空間構成とともにその造形美を楽しめる本展の見どころをお届けする。

アジアのアートシーンを牽引する美術家、リー・キットの日本初となる美術館での個展が東京・品川の原美術館で開催される。本展にあわせて制作される新作インスタレーションに注目が集まる。会期は9月16日〜12月24日。

世界有数のジョルジュ・ルオーのコレクションで知られる、東京・汐留のパナソニック 汐留ミュージアムの所蔵品を紹介する展覧会「パナソニック 汐留ミュージアム コレクション ジョルジュ・ルオー展」が、宇都宮美術館で開催される。会期は7月1日~8月26日。

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAが、毎年夏に開催している京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品展の規模を拡大した特別展・田村友一郎「叫び声/Hell Scream」を開催する。本展は明治時代から現在に至るまでの京都の街について、美術家の田村友一郎とともに約8ヶ月間にわたる調査と研究を下地としてつくり上げられるもの。会期は7月21日〜8月19日。

今年から2019年にかけ、パリで開催される、日仏友好160年を記念した日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」(以下「ジャポニスム2018」)の出陣祝賀会が2日、東京・六本木のアークヒルズで開催された。

東京・上野の東京国立博物館にて、特別展「縄文―1万年の美の鼓動」が7月3日に開幕。「縄文の美」をテーマにした本展では、日本各地でつくり出された土器や土偶などの優品、約200点が展示される。また、史上初めて縄文の国宝全6件が集まるということでも注目を集めている本展。その見どころをお伝えする。

近代絵画史を切り拓いたギュスターヴ・クールベと、現代の絵画、美術を先導してきたゲルハルト・リヒター。新旧ふたりの画家の絵画が、リヒターの自宅を模した展示室でともに並べられる展覧会が国立西洋美術館で開催中だ。会期は2019年1月20日まで。

高松市美術館で2009年にスタートした、年に1度の現代美術のグループ展「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」。8回目の開催となる今回のテーマは「つながりかえる夏」として、下道基行、千葉尚実、藤浩志、山城大督が作品を発表する。会期は7月27日〜9月2日。

東京・恵比寿のNADiff a/p/a/r/tにてChim↑Pomの展覧会「日本のアートは」が開催される。本展は、Chim↑Pomにとって同会場では「日本のアートは10年おくれている 世界のアートは7、8年おくれている」以来10年振りの展覧会となる。会期は7月6日から7月22日まで。

「ビーマイベイビー 信藤三雄レトロスペクティブ」展が東京・世田谷の世田谷文学館で開催される。本展は松任谷由実、ピチカート・ファイヴ、Mr.Children、MISIAなど、数多くのミュージシャンのCDジャケットを手がけてきたアートディレクター、信藤三雄の回顧展で、出品数は1000点以上。会期は7月14日〜9月17日。

夏目漱石の「坊っちゃん」をテーマにした企画展が愛媛県美術館で開催される。参加作家は同県で開催中の「道後オンセナート2018」にも参加している祖父江慎、梅佳代、浅田政志、三沢厚彦の4名。会期は6月30日~9月2日まで。

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで、写真家・立木義浩の個展「Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)」が開催。本展は、スナップショットの技法を軸に4人の女性とのフォトセッションを交えたモノクロームの新作で構成される。会期は9月1日〜29日。