イリス・ヴァン・ヘルペンとペリエ ジュエが出会うとき。Tokyo Gendaiで世界初披露される「目に見えない美しさ」【2/3ページ】

テーマは、「目に見えない美しさを解き放つ」

 「目に見えない美しさを解き放つ」というテーマのもと、生み出されたのは3つのアートコラボレーションボトル。そのひとつが、11月に発売される世界限定1万本の「ペリエ ジュエ ベル エポック 2018 リミテッドエディション by イリス・ヴァン・ヘルペン」だ。

 このキュヴェのために特別なリキュール・ド・ドザージュが考案され、ボトルとギフトボックスにはヴァン・ヘルペンによる新たなアネモネのデザインが施された。流れるように広がる有機的な線は、「あらゆる生命をつなぐ目には見えない力」をイメージしたもの。約120年前にガレがペリエ ジュエのために描いたアネモネを、ヴァン・ヘルペンが現代の感覚で再解釈したかのようでもある。

ペリエ ジュエ ベル エポック 2018 リミテッドエディション by イリス・ヴァン・ヘルペン

 今回のコラボレーションのハイライトとなるのが、世界に1点だけのコレクターズアートピース「シンフォニック ブルーム(Symphonic Bloom)」だ。

 ヴァン・ヘルペンが着目したのは、音の振動によって生まれる形態「サイマティクス」。ペリエ ジュエのブドウ畑から着想を得た研究をもとに、自然界に存在する目には見えない振動を彫刻的なフォルムへと変換した。

 シルクとリサイクルされた22Kゴールドによる幾層もの造形が、希少な「ペリエ ジュエ ベル エポック 1988」のジェロボアムボトルを包み込む。その姿には、植物にも波にも、あるいは身体の動きにも見えるヴァン・ヘルペンらしい流動性が宿る。アール・ヌーヴォーの美学に加え、ダンサーのロイ・フラーから着想した彫刻家ラウル・ラルシュのランプへのオマージュも込められているという。

「シンフォニック ブルーム」
「シンフォニック ブルーム」(部分)

 さらに、同じデザイン思想を受け継いだ世界限定10点の「シンフォニック ライフ(Symphonic Life)」も登場。こちらでは、オートクチュールを思わせるシルクとリサイクル22Kゴールドの造形が、「ペリエ ジュエ ベル エポック 1999」のマグナムボトルを包む。

「シンフォニック ライフ」
「シンフォニック ライフ」(部分)

編集部