波打つようなドレス、身体を取り巻く有機的なフォルム、そして最新技術と伝統的なクラフツマンシップの融合。オランダ出身のオートクチュールデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンは、ファッションという領域を超え、自然、科学、建築、ダンスなどを交差させながら独自の世界を切り拓いてきた。
そのヴァン・ヘルペンと、シャンパーニュメゾン「ペリエ ジュエ」によるアートコラボレーションが実現した。9月11日〜13日にパシフィコ横浜で開催される「Tokyo Gendai」のペリエ ジュエブースで、3つのアートコラボレーションボトルが世界で初めて披露される。両者をつないだのは、「自然」という共通言語だ。

1811年にフランス・エペルネで創業したペリエ ジュエは、創業以来、自然とアートからインスピレーションを受けてきたメゾンとして知られる。象徴的なのが、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家エミール・ガレとの1902年のコラボレーションだ。ガレが描いた白いジャパニーズ・アネモネ(秋明菊)は、現在に至るまでペリエ ジュエを象徴するモチーフとして受け継がれている。
近年もダニエル・アーシャムや三嶋りつ惠、東信、ヴィヴィアン・サッセン、フォルマファンタズマなど、様々な表現者との協働を続けてきた。
いっぽうのヴァン・ヘルペンもまた、自然界に潜む構造や運動を自身のクリエーションへと取り込んできた。2025年12月には「Perrier-Jouët Design for Nature Award」を受賞。これを契機として、ペリエ ジュエ第8代最高醸造責任者セヴリーヌ・フレルソンとの対話から今回のプロジェクトが始まった。
































