ペリエ ジュエは1811年、フランス・エペルネに創立した歴史あるシャンパーニュ・メゾン。自然とアートから大きなインスピレーションを受け、シャンパーニュを生み出し続けてきた同メゾンは1902年、アール・ヌーヴォーの旗手であるエミール・ガレとコラボレーションし、ゴールドで縁取られたアネモネが描かれたボトルを誕生させた。以降、そのデザインはペリエ ジュエのアイコンともなっている。
ガレ以降、ダニエル・アーシャムやノエ・デュショフール=ローランス、東信、トード・ボーンチェ、三嶋りつ惠といった世界各国のアーティストたちとコラボレーションしてきたこのシャンパーニュ・メゾンが、新たな展開を見せる。
ペリエ ジュエは、今年2回目の開催となるデザインイベント「DESIGNART TOKYO 2018」(10月19日〜28日)のオフィシャル シャンパーニュとなり、イギリス人アーティスト、ベサン・ローラ・ウッドとコラボレーションした作品《Hyper Nature(ハイパー ネイチャー)》を東京で世界初公開する。
この作品を手がけるベサン・ローラ・ウッドは1983年生まれ。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修了後にスタジオを設立し、家具や照明、アクセサリーデザイン、ウィンドウディスプレイなど幅広い方面で才能を発揮している。ファッションブランドとのコラボレーションも多数行っており、ヴァレクストラとのコラボレーションをはじめ、2018年にはミラノデザインウィークでファブリックメーカーのリモンタ社と共同でジャガード生地、敷物、タペストリーなどを発表した。
今回披露される《Hyper Nature》は、ペリエ ジュエのシャンパーニュやメゾンの数々のアートにインスパイアされて生み出された作品。のびやかな自然の中で息づく木と花がモチーフとなっているという。
《Hyper Nature》 は「DESIGNART TOKYO 2018」の会期中、表参道・スパイラル1Fの「スパイラルカフェ」で展示。カフェは、空間デザイナー・松村和典によってペリエ ジュエの世界観を感じられる空間にデザインされ、ペリエ ジュエの世界観を提示する場となる。
また会期中、同カフェ内ではペリエ ジュエのシャンパーニュをバイ・ザ・グラスで楽しめるほか、シャンパーニュセミナーやフリーフローイベントなど、様々なコンテンツを用意。コラボレーション作品とともに、ペリエ ジュエの魅力を存分に堪能できる機会となりそうだ。