2回目の「フリーズ・ソウル」が9月に開催へ。日本からは12のギャラリーが参加
今年2回目となる「フリーズ・ソウル」が9月6日〜9日にソウルのCOEXで開催される。世界30ヶ国から120以上のギャラリーが参加し、日本からはAnomalyや東京画廊+BTAPなど12のギャラリーが出展する。
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昨年、韓国・ソウルで初めて開催され、大きな注目を集めたアートフェア「フリーズ・ソウル」。その2回目は、今年9月6日〜9日の会期でソウルのCOEXで行われる。
今年は、韓国にスペースを持つギャラリーを中心に世界30ヶ国から120以上のギャラリーが参加。昨年の約110ギャラリーより微増している。出展ギャラリーのうち、ガゴシアン、ハウザー&ワース、Kukje Gallery、Lehmann Maupin、Gallery Vacancyなど昨年に引き続き参加するギャラリーのほか、Antenna Space、Crèvecœur、Galerie Peter Kilchmannなど、今年初めて参加するギャラリーもある。
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日本からは、Anomaly、東京画廊+BTAP、タカ・イシイギャラリー、小山登美夫ギャラリー、Maho Kubota Gallery、Marco Gallery、Misako & Rosen、Nanzuka、Taro Nasu、Take Ninagawaなどが出展。また、Kosaku KanechikaとSCAI the Bathhouseは今年初めて参加し、Yutaka Kikutake Galleryは2011年以降にオープンしたアジアを拠点とするギャラリーによるアーティストの個展を紹介する「フォーカス・アジア」セクションに入選されており、来年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館の代表作家である毛利悠子の作品を紹介する予定だ。
メインセクションのほか、今年のフリーズ・ソウルでは上記のフォーカス・アジアと「フリーズ・マスターズ」セクションも展開。今年のフリーズ・マスターズでは、20以上のギャラリーに拡大され、オールドマスターから20世紀後半まで古今東西のアートを紹介する。
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同フェアのディレクターを務めるパトリック・リーは声明文で、「昨年の初開催の成功を踏まえ、フリーズ・ソウル2023では、アジアを拠点とする出展者にとくに焦点を当て、世界中から優れたギャラリーが集結し、最高のアートを紹介する」としつつ、次のような期待を寄せている。「コラボレーションの精神を体現する特別企画のダイナミックなプログラムを拡充し、世界中のアーティスト、コレクター、キュレーター、アートファンとの異文化交流のひとときを創出することを楽しみにしている」。