NANZUKA UNDERGROUND

　NANZUKAは2005年、ポップカルチャーと現代美術の接続を目指し、実験的な企画ギャラリーとして「NANZUKA UNDERGROUND」の名で東京都・渋谷に設立。以後、デザイン、イラスト、ストリート、マンガ、ファッション、ミュージックなど、周辺分野における創造性をアカデミックに扱うギャラリーとして活動してきた。

　これまで、田名網敬一、空山基、山口はるみ、佐伯俊男らを紹介。長年日本のアートシーンの外で評価されてきた才能を再評価し、国際的な現代美術の舞台での紹介に努めている。また、同時に国内外の若手、中堅アーティストの育成、サポートにも力を注ぎ、海外のギャラリーと積極的に提携、交流を行う。12年、Aisho Miura Artsと共同で香港にAISHONANZUKAを設立する。

　2021年6月、「NANZUKA UNDERGROUND」として神宮前に移転オープン。フラッグシップ・ギャラリーとして活動を続ける。