バレエ『アレコ』がMoN Takanawa: The Museum of Narrativesで開催。シャガールの絵画とバレエが融合

東京・高輪のMoN Takanawa: The Museum of Narrativesで、青森県立美術館所蔵のマルク・シャガールの背景絵画とコラボレーションしたバレエ「アレコ」が上演される。上演日は5月29日~6月7日。

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 東京・高輪のMoN Takanawa: The Museum of Narrativesで、青森県立美術館所蔵のマルク・シャガールの背景絵画とともに、バレエ「アレコ」が上演される。

シャガールの背景絵画とバレエの共演

 バレエ『アレコ』はロシアのロマン主義の詩人、アレクサンドル・プーシキンの詩『ジプシー』(1827)を原作とする演目で、1942年、レオニード・マシーンにより振り付けられた。楽曲はチャイコフスキーのピアノ三重奏曲イ短調をオーケストラ用に編曲したものが用いられ、背景画はマルク・シャガールが各9×15メートルの、4点からなる絵画として描いた。

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 シャガールにこの背景画は、1977年にバレエ・シアターが手放したのち、現在は青森市の青森県立美術館に設えられた「アレコホール」で常設展示されている。2024年には宝満直也による新演出で青森県立美術館版のバレエとして『アレコ』が再構築され、50年以上の時を経て舞台美術として再生された。

左から内田まほろ(MoN Takanawaアーティスティック・ディレクター)、キヤノン担当者、大川航矢、勅使河原綾乃、宝満直也

 今回、MoN Takanawaの地下にあるBox1000ではこの『アレコ』を上演。青森県立美術館に展示されているシャガールの舞台背景画を巨大LEDで映し出し、美術館では実現できなかった場面ごとに4枚の背景画が入れ替わるという演出が行われる。アレコは大川航矢、アレクサンドル・トルーシュ、ゼンフィラは勅使河原綾乃、山田佳歩が演じる。美術とバレエが交差する、双方のファンにとって魅力的な公演が目指される。