ルオー41点とモネ6点が大山崎山荘美術館で共演。開館30周年記念展が9月に同時開幕

開館30周年を迎えた京都のアサヒグループ大山崎山荘美術館で、ジョルジュ・ルオーの祈りの表現をたどる企画展と、同館が所蔵するクロード・モネ作品を紹介する展覧会の第2期が同時開幕する。会期は9月19日から。

クロード・モネ《睡蓮》(1914-17) アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

 京都・大山崎のアサヒグループ大山崎山荘美術館で、「開館30周年記念 ジョルジュ・ルオー―いつくしむまなざし、祈りの筆あと」が開催される。会期は9月19日〜12月6日。同日からは、1年にわたって開催されている「開館30周年記念 没後100年 クロード・モネ展」の第2期もスタートする。

アサヒグループ大山崎山荘美術館

ルオー作品計41点を紹介

 ジョルジュ・ルオーは敬虔なカトリック教徒として、聖書に由来する主題だけでなく、曲芸師や道化師、社会の片隅に生きる人々の姿を描き続けた画家。初期作品に見られる暗い色調や険しい表情は、やがて慈愛を帯びたまなざしへと変化し、絵具を幾重にも塗り重ねる重厚な画面へと発展していった。

ジョルジュ・ルオー《聖書の風景》(1956頃) アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

 本展では、アサヒグループ大山崎山荘美術館が所蔵するルオー作品全4点に、日本国内におけるルオー研究の拠点であるパナソニック汐留美術館の所蔵品約35点を加え、展示替えを含む計41点を紹介。聖なる存在と市井の人々を重ね合わせたルオーの表現を通じて、その作品に一貫する祈りと人間へのまなざしを浮かび上がらせる。出品作には、《聖書の風景》(1956頃)、《避難する人たち(エクソドゥス)》(1948)、《貴族的なピエロ》(1941〜42)などが含まれる。

編集部

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