今週末に見たい展覧会ベスト19。六本木クロッシングからルックバック展、NHK日曜美術館50年展まで

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」展示風景より、ズガ・コーサク+クリ・エイト《地下鉄出口 1a》(2025)

もうすぐ閉幕

「A Book Arts Revolution」(AND COLLECTION Contemporary Art)

「A Book Arts Revolution」の展示風景

 ワシントンD.C.の国立女性美術館(National Museum of Women in the Arts、以下NMWA)が主催する展覧会シリーズ「Women to Watch」。その連動公式展「A Book Arts Revolution」が、東京・青山の表参道ヒルズにあるAND COLLECTION Contemporary Artで3月29日まで開催されている。開幕レポートはこちら

 「Women to Watch」は、女性アーティストの国際的な可視化を目的に、世界各地のNMWA委員会と連携して2〜3年ごとに開催されているプログラムだ。2027年展のテーマは「A Book Arts Revolution」。同館が長年収集してきたブックアーツの今日的意義を再考する内容となる。

 今回の東京展には、日本から選出された5人の女性現代美術作家が参加しており、その選定は国立新美術館学芸課長の神谷幸江が務めた。会場では、入江早耶(1983〜)、風間サチコ(1972〜)、宮永愛子(1974〜)、村上華子(1984〜)、米田知子(1965〜)らがそれぞれ作品を展示している。

会期:2026年3月4日〜29日
会場:AND COLLECTION Contemporary Art
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館 B2F 
開館時間:11:00〜20:00(3月27日は〜15:00)
休館日:無休 
料金:無料

「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」(森美術館

展示風景より

 森美術館で、3年に一度のシリーズ展「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」が開催されている。会期は2026年3月29日まで。開幕レポートはこちら

 本展は2004年の開始以来、日本の現代アートシーンを俯瞰する定点観測的な役割を担ってきた。第8回目となる今回は、森美術館のキュレーターである徳山拓一と矢作学に加え、レオナルド・バルトロメウス(山口情報芸術センター[YCAM]キュレーター)とキム・へジュ(シンガポール美術館シニア・キュレーター)というアジアを拠点に国際的に活動するゲストキュレーター2名を迎え、「時間」を主要テーマに全21組のアーティストを紹介する。

会期:2025年12月3日~2026年3月29日
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~22:00 ※入場は閉館30分前まで
休館日:会期中無休
料金:[平日]一般 2000円 / シニア(65歳以上)1700円 / 学生(高校・大学生)1400円 / 中学生以下 無料
[土日・休日]一般 2200円 / シニア(65歳以上)1900円 / 学生(高校・大学生)1500円 / 中学生以下 無料

Tokyo Contemporary Art Award 2024-2026 受賞記念展「湿地」(東京都現代美術館

 東京都現代美術館で開催中の「Tokyo Contemporary Art Award 2024-2026 受賞記念展『湿地』」が3月29日に閉幕する。

 本展は、東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が2018年から実施している現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)」の5回目の受賞者・梅田哲也と呉夏枝による受賞記念展だ。展覧会タイトル「湿地」は、両者の作品に共通する要素である「水」を起点としたもので、会場では、両者が受賞後に対話をかさねることで構成された互いの作品が関係し合う展示空間が展開されている。

会期:2025年12月25日〜2026年3月29日
会場:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
電話番号:03-5245-4111 
開館時間:10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで 
休館日:月 
料金:無料

開館30周年記念 MOTコレクション「マルチプル_セルフ・ポートレイト/中西夏之 池内晶子 —弓形とカテナリー」(東京都現代美術館

 同じく東京都現代美術館で開催中の「開館30周年記念 MOTコレクション マルチプル_セルフ・ポートレイト 中西夏之 池内晶子 —弓形とカテナリー」は4月2日に閉幕となる。

 2025年で開館30周年を迎えた同館のコレクションは、戦後美術を中心に近代から現代まで約6000点に及ぶ。本展は、新収蔵作品を軸とし、作家の活動に注目するふたつの展示で構成される。出品作家は、池内晶子、開発好明、郭徳俊、豊嶋康子、中西夏之、松井えり菜、南川史門、ミヤギフトシ、森村泰昌、ユアサエボシ、横山裕一、アンディ・ウォーホルほか。

会期:2025年12月25日〜2026年4月2日
会場:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
電話番号:03-5245-4111 
開館時間:10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで 
休館日:月 
料金:一般 500円 / 大学生・専門学校生 400円 / 高校生・65歳以上 250円 / 中学生以下 無料