今週末に見たい展覧会ベスト14。諏訪敦の個展から「浮世絵おじさんフェスティバル」まで【4/4ページ】

今週開幕

やんツー個展「浮遊する器官」(BUG

「浮遊する器官」の展示風景

 AIやセグウェイといったテクノロジーを用いた作品を発表し、進歩主義や資本主義の在り方に対して批判的なまなざしを向けてきたアーティスト・やんツー(1984~)。その新作個展「浮遊する器官」が、東京駅八重洲口直結のアートセンターBUGで開幕した。会場レポートはこちら

 タイトルの「浮遊する器官」とは、現代のテクノロジーを指している。本展を通じてやんツーは、テクノロジーの在り方と、それによって引き起こされる現状に我々がどう向き合うかを問いかけている。会期中には、BUGの7.2メートルにも及ぶ天井高を存分に活かし、AIを搭載したドローンとそれを撃墜しようとする装置たちが対話を重ねる新作を目の当たりにすることができる。

会期:2026年2月25日~4月5日
会場:BUG
住所:東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F
開館時間:11:00~19:00
休館日:火 
料金:無料

「飯川雄大 大事なことは何かを見つけたとき」(水戸芸術館現代美術ギャラリー

飯川雄大 デコレータークラブ―配置・調整・周遊 2020 「ヨコハマトリエンナーレ 2020」(PLOT48)での展示風景
Photo: Takehiro Iikawa, courtesy of the artist

 茨城・水戸の水戸芸術館現代美術ギャラリーで、企画展「飯川雄大 大事なことは何かを見つけたとき」が2月28日より開幕する。

 飯川雄大は1981年兵庫県生まれ。2007年より「デコレータークラブ」シリーズを展開し、公共空間や展示の仕組みに着目しながら、観客の身体感覚や想像力、場の偶発性によって変容する作品を制作してきた。代表作には、《0人もしくは1人以上の観客に向けて》《配置・調整・周遊》などがある。

 本展では、これまでの実践を包括的に紹介するとともに、情報の曖昧さや感覚の不完全さを新たな可能性ととらえ、鑑賞者を巻き込む新作インスタレーションを展示する。

会期:2026年2月28日〜5月6日
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
電話番号:029-227-8111 
開館時間:10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし5月4日は開館) 
料金:一般 900円 / 高校生以下、70歳以上 無料

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