地域に開かれたオルタナティブなアートセンターとして2010年に開館し、今年の3月31日をもって閉館となる「3331 Arts Chiyoda」。その最終企画展として「3331によって、アートは『 』に変化した」が開催される。会期は1月15日〜2月5日。
3331 Arts Chiyodaは、2010年に旧練成中学校を利用して誕生した、アーティスト主導、民設民営のアートセンター。館内には、アートギャラリー、オフィス、カフェなどが入居し、展覧会だけでなくワークショップや講演会といった文化的活動の拠点としても運営を行ってきた。
本展は、施設利用の契約満了により今年3月に閉館する3331 Arts Chiyodaの12年間の活動を振り返るもの。アートから逸脱し、街に開き、成長を続けてきた同施設の多様な活動を浮き彫りにする試みとして実施される。会場では「3331クロニクル」や「地域と3331」といった同施設の活動紹介や、3331に入居する現代美術のギャラリーがグループショーを行う「3331 Galleries ART SHOW」、来場者が紙面に購入希望額を記入して箱に入れる秘匿性の高い「3331シークレット・オークション」も開催される。
「3331 Galleries ART SHOW」の参加ギャラリーは、アキバタマビ21、上野アートヴィレッジ、ARTDYNE、CfSHE Gallery、ex-chamber museum、Gallery IRRITUM Tokyo、myheirloom、sagacho archives。「3331シークレット・オークション」の参加予定作家は、池田晶紀、岩間賢、O JUN、遠藤一郎、片岡純也+岩竹理恵、片山真理、加藤チャコ、金子未弥、木村博行、栗原良彰、佐々木浩一、佐々木耕成、佐藤直樹、宍戸遊美、SEMBL、椿昇、津村耕佑、中村政人、西村雄輔、日比野克彦、藤浩志、堀浩哉、ミルク倉庫+ココナッツ。
ほかにも本展関連企画として、オープニングレセプションから音楽家・巻上公一によるソロライブ、街歩きイベント、ワークショップ、トークイベントまで数多くのイベントが予定されている。参加を希望する場合はチケット販売サイト、Peatixより予約をしてほしい。