2014年にスタートした「3331 Art Fair」は、活躍中の中堅世代から先進気鋭の若手まで、幅広いアーティストが出品する展覧会形式のアートフェア。ギャラリー単位で出展する一般的なアートフェアとは異なり、インディペンデントな活動を行うアーティストたちも参加する、新しいかたちの企画だ。
本年は、ギャラリーやオルタナティブスペースからの推薦に加え、秋元雄史(東京藝術大学大学美術館館長・教授、金沢21世紀美術館館長)や蔵屋美香(東京国立近代美術館企画課長)ら7人がキュレーターとなり、全国各地からアーティストを選出。様々な地域や領域で活動するアーティストたちが東京に集結する。
出品するアーティストは、淺井裕介、梅津庸一、折元立身、オル太、豊嶋康子など77組。さらに、学生、アーティスト、ビジネスマンなど多様なバックグラウンドを持つコレクター100人が参加し、イチオシの作家に「プライズ」を授与して、今後の活躍を支援する。