NEWS

銅鐸から仏像まで。名宝でいにしえの日本の姿に迫る「出雲と大和」が東京国立博物館で開幕

2020年で編纂から1300年となる『日本書紀』。その冒頭には出雲大社のオオクニヌシが神々や祭祀を司り、大和の天皇は現実の政治の世界を司ることが記されている。東京国立博物館の「出雲と大和」は、日本の成立の礎となった出雲と大和のふたつの地の名宝を一堂に集結させ、互いの交流をひも解きながら古代日本の姿に迫る展覧会だ。(新型コロナウイルスの影響で2月26日で終了)

NEWS / REPORT

見えない関係性のなかに「移動する身体」を見る。潘逸舟の個展が神戸アートビレッジセンターで開催

個人と社会のあいだに存在する見えない関係性にフォーカスした作品を手がける美術家、潘逸舟(はん・いしゅ)。その最大規模となる個展「いらっしゃいませようこそ」が、神戸アートビレッジセンターで開催される。会期は2月22日〜3月2日。

NEWS / EXHIBITION

森村泰昌をゲストキュレーターに迎えたコレクション展が富山県美術館で開催。森村が伝える「本気のあそび」とは?

富山県美術館で、森村泰昌をゲストキュレーターに迎えたコレクション展「森村泰昌のあそぶ美術史―ほんきであそぶとせかいはかわる―」が開催される。本展では「本気のあそび」をテーマに、同館のコレクションと森村によるポートレイト作品などを大胆な文脈で紹介。会期は3月7日〜5月10日。

NEWS / EXHIBITION

金沢21世紀美術館の展示室が演劇の舞台に。チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム森』が上演

演劇作家・チェルフィッチュ主宰の岡田利規と現代美術作家の金氏徹平がタッグを組んだ作品『消しゴム森』が、2020年2月7日〜16日に金沢21世紀美術館の展示室で上演される。東日本大震災後の人工的につくりかえられた風景に触発され、「人間的尺度」を疑うことから構想が始まった本作の見どころとは?

NEWS / PROMOTION

自他をより深く理解し、愛すためにできること。井原信次、松下まり子、森栄喜、ヨーガン・アクセルバルによる展覧会が開催へ

井原信次、松下まり子、森栄喜、ヨーガン・アクセルバルによるグループ展「one’s behavior」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。本展で4名は、ドローイングや写真作品とともに、日々の思考の軌跡で紡ぎ出した散文、詩、物語などの言葉を張り巡らされた関係性の網目としてギャラリー空間で同時に抱え込み、複数の個が持つ独自の意識や声によるポリフォニーを発生させることを試みる。会期は1月14日~2月29日。

NEWS / EXHIBITION

白髪一雄、東京初の大規模個展で見る多様な表現

戦後日本の前衛芸術を代表する作家であり、具体美術協会のメンバーとして知られる白髪一雄。その東京初の大規模個展が、東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した(新型コロナウイルスの影響で2月末で閉幕)。

NEWS / REPORT

太田記念美術館で「肉筆浮世絵名品展―歌麿・北斎・応為―」が開幕。注目は葛飾北斎・応為の父娘共演

東京・原宿の太田記念美術館が開館40周年を記念し、浮世絵の幅広いコレクションのなかから肉筆画の名品を選りすぐって公開する。葛飾北斎の《雨中の虎》とその娘・応為による《吉原格子先之図》の共演をはじめ、菱川師宣、宮川派、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川派、明治時代に活躍した小林清親や月岡芳年まで、貴重な肉筆画が勢揃いする。

NEWS / REPORT

傷ついた風景にどう向かうべきか? 「DOMANI・明日展2020」が国立新美術館でスタート

「日本博2020」の特別展として、文化庁新進芸術家海外研修制度の成果発表会でもある「DOMANI・明日展2020」が、1月11日に国立新美術館で開幕した。第22回目の開催を迎える今回のテーマは、「傷ついた風景の向こうに」。その見どころを、レポートで紹介する。

NEWS / REPORT

アートと日本酒との新しい可能性。「THE ART LABEL SAKE プロジェクト」が新宿伊勢丹「ART UP」で開催へ

創業300年以上の日本酒の蔵元「沢の鶴」と13人のアーティストがコラボレーションした展覧会「“THE ART LABEL SAKE プロジェクト” supported by sawanotsuru」が、1月15日〜2月4日に伊勢丹新宿店メンズ館のギャラリースペース「ART UP」で開催される。アートラベルの日本酒の販売だけではなく、そのアート作品の展示販売も行われる。

NEWS / EXHIBITION

新たに発掘された初公開作品も多数。Bunkamura ザ・ミュージアムで「永遠のソール・ライター」が開幕

2017年に渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで日本初の回顧展が行われ、多くの来場者を集めた写真家ソール・ライター。その第2弾「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」が1月9日に開幕した。膨大なアーカイブのなかから、前回は発掘されていなかった世界初公開となる作品や、豊富な資料を展示。写真家ソール・ライターの実像に迫る展覧会となっている。

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