50代からひたすらに絵を描いたひと。塔本シスコの人生を振り返る初の大規模回顧展
50代から油絵を始め、自宅の四畳半の一室をアトリエに絵を描き続けた塔本シスコ(1913〜2005)。その画業を本格的に振り返る初の大規模回顧展「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記」が世田谷美術館で開幕した。本展は全国3美術館に巡回する。
50代から油絵を始め、自宅の四畳半の一室をアトリエに絵を描き続けた塔本シスコ(1913〜2005)。その画業を本格的に振り返る初の大規模回顧展「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記」が世田谷美術館で開幕した。本展は全国3美術館に巡回する。
現代美術と音楽の交差点から作品を発表し、革新的な活動を続けてきたクリスチャン・マークレー。その日本国内初となる大規模な展覧会「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」が、東京都現代美術館で開催される。会期は11月20日〜2022年2月23日。
ニューヨークとブリュッセルにスペースを持つグラッドストーン・ギャラリーが、ソウルの江南(カンナム)地区に新たなスペースをオープンすることがわかった。
今週開幕した、または9月6日までに閉幕する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
東京国立博物館所蔵の日本美術の名品の複製と、アイドルグループの乃木坂46がコラボレーションした展覧会「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46」が開催される。会期は9月4日〜11月28日。
キュレーション型セレクトショップ「Graphpaper」が、ギャラリー機能だけの新スペース「白紙」をオープン。オープニングとして陶芸家・中井波花の個展を開催する。会期は9月4日〜9月12日。
山口情報芸術センター[YCAM]と山口市の常栄寺で、音楽家の坂本龍一とアーティストの高谷史郎による展覧会「ART – ENVIRONMENT–LIFE 2021」を開催される。会期は10月8日~2022年1月30日。
台風被害により休館、被災リスクの少ない場所での再建が検討されている川崎市市民ミュージアム。同館の今後について、8月30日に川崎市より「新たな博物館、美術館に関する基本的な考え方(案)」が発表され、再建に向けた市民からの意見募集も開始された。
福岡の三菱地所アルティアムが入居するファッションビル「イムズ」の閉館に伴い、8月31日をもって32年の歴史に幕を下ろした。
東京国立博物館で、最澄の1200年大遠忌を記念した特別展「最澄と天台宗のすべて」が開催。寺外初公開を含む天台ゆかりの秘仏が全国から集結する。会期は10月12日~11月21日。
文化庁の令和4年度概算要求が発表された。1311億円で前年度比22パーセント増。
兵庫県立美術館と東京ステーションギャラリーで、展覧会「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展が開催。直筆原稿やスケッチに加え、 大英図書館が所蔵する魔法や魔術に関わる書籍や資料などを紹介する。会期は兵庫県美が9月11日~11月7日、ステーションギャラリーが12月18日~2022年3月27日。
コロナの影響によって1年遅れで開催されている第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展。その授賞式が30日に開かれ、建築家・寺本健一らがキュレーターを務めたアラブ首長国連邦(UAE)館が国別参加部門の金獅子賞(最高賞)を受賞した。
ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動し、いま日本のマーケットでも熱い注目を集めるアーティスト・山口歴。その個展「LISTEN TO THE SOLITUDE」が銀座と渋谷でスタートした。
東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで2019年に逝去したイラストレーター、グラフィックデザイナー、和田誠の回顧展が開催。作品・資料あわせて総数約2800点が展覧される。会期は10月9日〜12月19日。
今週開幕した、または今週末に閉幕する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
6年間にわたってアート・バーゼルのディレクター・アメリカズを務めてきたノア・ホロヴィッツがサザビーズに入社し、新たに設立されたギャラリー・プライベートディーラーサービス部門の世界的責任者を務めることがわかった。就任は9月20日。
練馬区立美術館で、チェコスロヴァキア(現・チェコ共和国)出身でアメリカを代表する絵本作家、ピーター・シスの日本初となる展覧会が開催される。会期は9月23日~11月14日。
今年9月に2年ぶりの開催を予定していた「六本木アートナイト 2021」が、首都圏の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催延期となった。
2015年より休館していたベルリンの「新ナショナルギャラリー」(Neue Nationalgalerie)が、8月22日にリニューアルオープンした。アレクサンダー・カルダーの個展やロバート・インディアナらによる彫刻の屋外展示が行われている。