
京都にテキスタイルメゾン「HOSOO」初の旗艦店がオープン。染織文化にまつわる展示のためのギャラリースペースも
西陣織の技術を用いたテキスタイルを発信する「HOSOO」初の旗艦店「HOSOO FLAGSHIP STORE」が9月2日にオープンした。同店舗にはギャラリースペースも併設され、オープニング展として「THE STORY OF JAPANESE TEXTILES―日本の美しい布―」が開催中(〜12月14日)。

西陣織の技術を用いたテキスタイルを発信する「HOSOO」初の旗艦店「HOSOO FLAGSHIP STORE」が9月2日にオープンした。同店舗にはギャラリースペースも併設され、オープニング展として「THE STORY OF JAPANESE TEXTILES―日本の美しい布―」が開催中(〜12月14日)。

歩くことや旅を通して得た個人的な体験をもとに制作を行う写真家・西野壮平の個展「水のかたち」が、群馬県高崎市のrin art associationで開催されている。会期は10月27日まで。

2019年7月、金沢から世界へ建築文化を発信するというコンセプトのもと「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」がオープンした。日本のモダニズム建築の巨匠・谷口吉郎の住居跡地に、吉郎の長男であり、国際的な活動を行う建築家・谷口吉生が設計、建設した同館。その館内と開館記念展の様子を紹介する。

1990年代から欧米を中心に活動する写真家、山本昌男の個展が清里フォトアートミュージアムで開催される。会期は10月5日〜12月8日まで。

ニューヨークを拠点に、アニメーションからマンガ、絵画、エッセイまで幅広く手がける近藤聡乃。これまでの作品を振り返る個展「呼ばれたことのない名前」が、福岡の三菱地所アルティアムで開催される。会期は10月12日~11月10日。

家や部屋といった閉ざされた空間に作品を生み出すドイツ出身の作家、グレゴール・シュナイダー。その個展「SUPPE AUSLÖFFELN けりを付ける(スープを飲み干す)」が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催される。会期は9月25日〜11月9日。

国が展開する「日本博2020」のプログラムに参画する特別展として、「DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに」が国立新美術館で開催される。会期は2020年1月11日~2月16日。

国立京都国際会館で開催された、第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会が閉幕。「Museum」の定義改正は行われなかった。

世界文化遺産の京都・二条城で9月9日まで開催中のアートフェア「artKYOTO 2019」では、歴史的建造物のなかで31のギャラリーが、古美術から現代美術まで様々な作品を展示・販売している。メイン会場となった二の丸御殿の台所・御清所(だいどころ・おきよどころ)を中心に、初開催となったartKYOTOのハイライトをお届けする。

2019年のアート・バーゼル香港にも出品するなど注目を集めるアーティスト、ジュリア・チャンの個展「Pump And Bump」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催される。会期は9月7日~10月5日。

Bunkamura創立30周年とリヒテンシュタイン建国300年を記念して、「ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」が、 東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。本展は、宝石箱にも例えられる華麗なリヒテンシュタインのコレクションを紹介するもの。会期は10月12日~12月26日。

画家、リチャード・オードリッチの個展が、大塚のMISAKO&ROSENで開催されている。会期は6月23日まで。

9月8日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。

ニューヨークを拠点に活動する女性アーティスト、クラウディア・ペニャ・サリナスのアジア初個展「Atlpan」が、9月7日〜11月8日に銀座のTHE CLUBで開催されている。初来日し、長野で約1ヶ月の滞在制作を行ったサリナスが見せる、自然と神話が融合したものとは?

葛飾北斎、そして東京を代表する河川・隅田川にちなみ、各分野で活躍するアーティストと市民主体の多彩な企画を4ヶ月にわたって展開する「隅田川 森羅万象 墨に夢」。このアートプロジェクトのメイン期間が9月1日にスタートした。12月25日まで約4ヶ月にわたり、全18プログラムがほぼ毎週末行われるというこのプロジェクトの詳細を紹介する。

『美術手帖』10月号は「アーティストのための宇宙論」特集。いつの時代も科学にとどまらず幅広い思想や文化に接続されてきた「宇宙」と、アートの関わりを考える1冊となっている。

9月6日発売の『美術手帖』 2019年10月号の特集は「アーティストのための宇宙論」。編集長・岩渕貞哉による「Editor’s note」をお届けします。

アメリカの国民的画家として知られるアンドリュー・ワイエス。丸沼芸術の森が所蔵する作品のなかから、厳選した115点を紹介する展覧会「アンドリュー・ワイエス展 オルソン・ハウスの物語」が新潟市美術館で開催される。会期は11月2日〜2020年1月19日。

株式会社モリサワが主催する、書体のデザインに特化したアワード「タイプデザインコンペティション 2019」。今回の応募総数は、和文部門と欧文部門を合わせて、過去最高の計813点となった。表彰式は9月3日に神田明神ホール(東京・御茶ノ水)にて開催され、国内外8名の審査員によって選ばれるモリサワ賞(金賞・銀賞・銅賞・佳作3点)の受賞者と、ウェブ上でのファン投票上位者が表彰された。受賞式の様子と、タイプデザイン・ディレクターの小塚昌彦による特別講演の様子をお伝えする。

あいちトリエンナーレ2019の一企画であり、展示中止となった「表現の不自由展・その後」。この中止の問題性をジェンダー平等の視点から表した声明文が発表され、現在、オンライン署名ツールでの賛同者を募っている。