開催前から注目を集めてきた展覧会「NAKAMA de ART」がついに開幕した。
本展は、香取慎吾の若手アーティストとつながりたいという思いから実現したもの。展覧会には、タイの現代仏教美術(地獄を表すコンクリート彫刻)を再解釈したインスタレーションを見せる気鋭の若手作家・磯村暖をはじめ、香取慎吾、稲垣吾郎、草彅剛の粘土彫刻を作品に組み込んだ吉田孝弥、目に見えない天気雨(狐の嫁入り雨)を表現した三宅律子など、13組が参加。
会場にはもちろん、香取慎吾の作品も展示されている。香取は《弱き強さ》と題した横長の作品を初公開したほか、展覧会タイトルと同名のコラージュ作品《NAKAMA de ART》や、テント状のインスタレーションを展示。このテントの中では、香取がこれまで手がけた作品をデジタルアーカイブとして閲覧することもできる。
香取の作品と共鳴するような各アーティストたちの作品群。初の試みとなるこのコラボレーションには大きな注目が集まるだろう。なお、YouTubeには制作の舞台裏を映した映像がアップされているので、こちらもあわせてチェックしたい。